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2023年3月27日(月)
「旧古河庭園」

西洋庭園を抜けて武蔵野台地の高低差を活かした斜面を下ると、京都の庭師・小川治兵衛(じへい)によって造られた日本庭園が広がります。ソテツの木に巻いていたわらの霜よけを外し、春に向けた準備が行われていました。この日本庭園の春の見どころは、池の対岸から見るヤマザクラ。見頃は3月下旬までです。
旧古河庭園
住所:東京都北区西ヶ原1電話:03-3910-0394
開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
休園日:年末年始
入園料:一般 150円 65歳以上 70円
HP:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html
2023年3月28日(火)
「目白庭園」

街中ではあまり目にすることができない小さなラン、春蘭(シュンラン)も、4月上旬まで淡い緑色の花を咲かせます。また、鮮やかな赤色で庭園を彩るボケの花も今が見頃です。
そして庭園の名物となっているのが、カルガモたち。例年4月下旬から5月にかけてヒナが誕生し、親子の仲睦まじい姿を見ることができるそうです。他にも園内には、メジロなど多くの野鳥が訪れます。
目白庭園
住所:東京都豊島区目白3-20-18電話:03-5996-4810
開園時間:午前9時~午後5時(7月、8月は午前9時~午後7時)
休園日:毎月第2・4月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
入園料:無料
HP:https://mejiro-garden.com/
2023年3月29日(水)
「向島百花園」

春の訪れを告げる山野草「雪割草(ユキワリソウ)」や、黄色い小さな花が下向きに咲く「ミツマタ」は、3月下旬まで楽しめます。池のそばで芽吹いていた「フリソデヤナギ」は、フワフワとした穂からオシベが伸びて変化していく様子も見どころ。見頃は4月上旬までです。
サクラを堪能することができる、とっておきの場所もあります。そこからは池沿いのオオシマザクラと東京スカイツリーを一緒に楽しむことができます。オオシマザクラの見頃は4月上旬までです。
向島百花園
住所:東京都墨田区東向島3電話:03-3611-8705
開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
休園日:年末年始
入園料:一般 150円 65歳以上 70円
HP:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index032.html
2023年3月30日(木)
「東京都庭園美術館」

芝庭から進んでいくと、伝統的な日本庭園が広がります。池や茶室があり、和の情緒あふれる景観を造り出しています。朝香宮家が庭園で過ごしていた当時の貴重な映像には、第2王女の湛子(きよこ)さまが池で水遊びをしている様子が残されています。また当時、この池のほとりには鶴を飼育するための小屋もありました。現在その場所には、アセビという春の花が咲いています。
日本庭園を抜けた先にあるのが、40年前に美術館へ引き継がれた時に整備された西洋庭園です。ここに植えられているソメイヨシノは、1912年に当時の東京市からワシントンに寄贈された苗木が、日本に里帰りしてきたもので、「ワシントンの桜」と呼ばれています。見頃は4月上旬までです。
東京都庭園美術館(庭園)
住所:東京都港区白金台5-21-9電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開園時間:午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)
※日本庭園の一部は、10月~3月 午後4時30分まで
休園日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
入園料:一般 200円 65歳以上 100円
HP:https://www.teien-art-museum.ne.jp/
2023年3月31日(金)
「肥後細川庭園」

この庭園の一番の見どころが、熊本ゆかりの花々。3?4月が見頃の「肥後椿」は、大輪咲きで、黄色い花芯が開いていることが特徴です。肥後椿を含めた6つの花は「肥後六花」と呼ばれ、細川家が武士のたしなみとして藩士たちに園芸を奨励したことが、その始まりと言われています。肥後六花の中で最も古くから栽培されているという「肥後芍薬(ひごしゃくやく)」の芽も見ることができました。肥後芍薬の見頃は4月下旬から5月上旬です。
そして、もう一つの春の見どころが、池の対岸から見るヤマザクラの木。風の影響で倒れてしまったため、池に突き出ていますが、その迫力のある様子は見応えがあります。花の見頃は3月下旬まで。園内では抹茶と和菓子を楽しむこともできます。
肥後細川庭園
住所:東京都文京区目白台1-1-22電話:03-3941-2010
開園時間:午前9時から午後5時 (入園は午後4時30分まで)
※11月~1月は午前9時から午後4時30分(入園は午後4時まで)
休園日:年末年始
入園料:無料
HP:https://www.higo-hosokawa.jp/