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“育休”から“育業”へ

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20221121日(月)

「仕事と子育ての両立」

東京都が発表した育児休業の愛称は「育業」です。育児は、“休み”ではなく、“大切な仕事”であると、イメージを一新し、気兼ねなく育業できる環境を作ることを目指しています。
東京都の「育業応援企業」に登録されている「第一生命」は、仕事と子育ての両立を実現するために、独自の制度作りに取り組んでいます。育業を円滑に進めるためのポイントが、「育業計画書」です。自分の業務を誰に引き継いでもらうかなど、上司と相談する時に活用するものです。
今年の6月と8月に合わせて20日間、育業をした男性社員は、「育業計画書を活用して役割分担や業務の棚卸しをすることができ、皆が快く背中を押してくれて感謝している」と話しています。育業することで、妻の大変さや、子育ての楽しさ、子どもの成長を感じることができたそうです。
第一生命では、育業による収入減の不安を解消するため、今年の10月から、育業対象者に有給を20日間付与する新しい制度を導入しました。さらに、管理職を対象に、育児と仕事の両立を推進する「イクボスセミナー」を開催し、社員全員の意識改革を進めています。
住所:東京都千代田区有楽町1-13-1
電話:03−3216−1211(代表)
HP:https://www.dai-ichi-life.co.jp/
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20221122日(火)

「育業を“当たり前”に」

東京都が発表した育児休業の愛称は「育業」です。
東京都の「育業応援企業」に登録している会社の取り組みを紹介します。
保育園「フロンティアキッズ新宿」などを運営している「フューチャーフロンティアーズ」は、男性の育児休業取得率4年連続100%を達成しています。育業の推進のため、毎月の園長会議で制度を周知し、年に一度の社員総会で育業の体験談を発表するなど、社員の意識改革に努めています。
今年9月に2人目の子どもが生まれた男性保育士は、11月まで3カ月間の育業中です。最初の子どもの時に、初めて育業を会社に願い出た際には、上司や同僚に対する気兼ねがあり不安でしたが、今回は上司から「育業取るよね」と声をかけてもらい、安心して育業に入ることが出来たそうです。
育業は、保護者の気持ちが実践的にわかるため、仕事にも良い影響を与えています。
職場復帰のハードルを下げるため、ミーティング議事録などで職場の情報を共有するなどの工夫も取り入れ、男性の育児休業100%を続けることを目指しています。
フューチャーフロンティアーズ
住所:東京都新宿区河田町3-16
電話:03-5579-8155
HP:https://www.futurefrontiers.co.jp/
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20221123日(水)

「社外にも発信」

東京都が発表した育児休業の愛称は「育業」です。
東京都の「育業応援企業」に登録されている会社の取り組みを紹介します。
ベビー用品などの商品開発や製造・販売を行っている会社「コンビ」は、男性社員が子育てをしやすい環境づくりに力を入れています。2002年の4月から「特別育児休業制度」を設けており、子どもが生後6ヵ月になるまでに、連続5日間の育業ができます。育業した男性社員には、レポート提出を義務付けています。パパ目線の育児体験を製品の開発や改良などに活かすことで、会社の事業に貢献できる仕組みを作りました。
「特別育児休業制度」の5日間と合わせて1カ月の育業をした男性社員は、妻の精神的な負担を減らすために育業を決めました。妻は、「夫が積極的に育児に参加してくれて、日中は特に助かった」と感謝しています。
コンビでは、育業の大切さを社外にも発信しようと、初めて赤ちゃんを迎えるママとパパを対象にした様々なレッスンを開催しています。レッスン参加者を対象に、今月から、育業の大切さを伝える特別動画を提供しています。今後は、どのように育業を導入すればいいか悩んでいる企業の助けになるような発信もしていきたいと考えています。
コンビ
住所:東京都台東区元浅草2-6-7
電話:03-5828-7666(代表)
HP:https://www.combi.co.jp/
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20221124日(木)

「目指せ!育業100%」

東京都が発表した育児休業の愛称は「育業」。
「TOKYOパパ育業促進企業」は、男性従業員の育児休業取得率の向上を目的にした東京都の取り組みです。
取得率に応じて100%は「ゴールド」、75%〜99%は「シルバー」、50%〜74%は「ブロンズ」の登録マークを提供しています。登録されると、マークをホームページや名刺などに利用でき、育業を推進する企業として社外にPRすることができます。
「ブロンズ」を取得した「ネットレックス」は、会社のあらゆる物品を管理できるクラウドサービスなどを行っている会社です。
育業しやすくする取り組みとして、上司の事を役職名ではなく「さん」付けで呼び、上下関係の心理的な壁をなくすことによって、相談しやすい環境づくりを実践しています。さらに、相談したい相手の空き時間を把握できるように全社員のスケジュールを閲覧できるシステムを活用しています。今月育業をする予定の男性社員は、育業中に他の社員に手伝ってもらいたい業務の相談と調整を進めている最中で、抵抗なく育業を申し出ることができたと言います。
ネットレックスでは、育児休業取得率100%「ゴールド」の登録マークを目指し、社内の意識改革に努めています。
ネットレックス(本社)
住所:東京都中央区日本橋茅場町3-11-10 PMO日本橋茅場町ビル8F
電話:03-5643-6743
HP:https://www.netreqs.co.jp/
TOKYOパパ育業促進企業
HP:https://www.katei-ryouritsu.metro.tokyo.lg.jp/danseiikukyu/touroku/
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20221125日(金)

「パパたちの集いの場」

2017年に設立された「スーパーダディ協会」は、子育てを「超前向きに楽しむ」パパたちの集まりです。
協会では、様々な職種のパパたちがイベントやオンラインサロンなどで、子育ての悩みやアイデアを共有し、新しい家族スタイルを模索しています。
メンバーのパパたちは、「しがらみがないので、子どもの話だけでなく、家庭や夫婦のこともフラットに話せる」「子どもの習い事で温かい意見をもらえるので、すごく助けになっている」「相談できるパパ友がいるコミュニティ。何か困ったことがあったら、助けてくれる存在」と、協会について語っています。
この協会では、他人の夫婦げんかエピソードから夫婦関係のあり方を学ぶイベント「フウフゲンカシンポジウム」など、個性的なイベントも開催しています。
「ママ友」といった、お母さんたちのコミュニティと比べると、お父さん同士のコミュニティは少なく、孤独になりがちなので、大事なつながりの場となっています。
東京都のWebサイト「TEAM家事・育児」では、家事・育児に役立つ様々な情報を発信しています。
NPO法人スーパーダディ協会
HP:http://www.superdaddyjapan.com/
東京都WEBサイト「TEAM家事・育児」
HP:https://team-kaji-ikuji.metro.tokyo.lg.jp/
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