東京サイト 毎週月〜金 午後1時45分から

バックナンバー

テーマ
おしゃれな伝統工芸品

1週間分の動画はこちら
※ここから先はYouTubeです

2022613日(月)

「江戸木目込人形×トレイ」

東京都が運営するオンラインショップ「小粋屋(こいきや)東京」では、おしゃれな伝統工芸品が販売されています。
その中のひとつ、江戸木目込(きめこみ)人形の伝統的な技を使った美しい小物入れ「木目込みトレイ」を紹介します。
江戸木目込人形は、人形の胴体に溝を彫り、溝に沿って布を押し込む“木目込み”と呼ばれる技法を使った工芸品。職人歴17年の伝統工芸士・柿沼利光(かきぬま・としみつ)さんがこの技を生かし、日常生活に使える「木目込みトレイ」を作っています。使われている布はひな人形に着せる西陣織、木枠は会津塗で仕上げています。クッション性のあるスポンジを使って中に置くものが傷つかないような工夫を凝らし、デザインは色彩豊かな布を直線に配列して“粋”を表現。立てて置くと部屋のインテリアとしても楽しむことができます。
木目込みトレイは、職人とデザイナーがコラボして新商品開発を行う「東京手仕事」プロジェクトをきっかけに生まれました。
柿沼さんは、「ひとりでも多くの人に“木目込み”を知ってもらえる可能性を追求したい」と言います。
木目込みトレイをはじめとする東京の伝統工芸品は、オンラインショップ「小粋屋東京」から購入することができます。
住所:埼玉県越谷市新越谷1-21-11
電話:048-964-7877
HP:https://www.kakinuma-ningyo.com/
TOPヘ戻る

2022614日(火)

「東京手描友禅×カードケース」

東京都が運営するオンラインショップ「小粋屋(こいきや)東京」では、おしゃれな伝統工芸品が販売されています。
その中のひとつ、東京手描友禅(てがきゆうぜん)の伝統的な技を使った「東京手描友禅カードケース」を紹介します。
東京手描友禅は、一人の職人がほぼ全ての工程を行うことが特徴で、日本三大友禅のひとつに数えられています。色数を抑え渋さの中に美しさがあり、江戸の粋を表現しています。
職人歴19年の伝統工芸士・小倉隆(おぐら・たかし)さんが、“エコな時代”を意識して端布を使ったカードケースを開発しました。若い人にも楽しんでほしいと、これまで使ったことがない色にも挑戦。鮮やかな青色が7月20日に新発売されます。図柄は、小倉さんがアイヌ文様から着想を得た印象的なデザイン。お客さんの意見を取り入れ、サイズや、磁石式の開閉など様々な工夫が凝らされています。白い絹の生地に下絵を描き、その線に沿って糊を置き、色を塗る東京手書友禅の作業工程も紹介します。
小倉さんは「今後いろんな色を試して最終的に着物や帯に還元したい」と言います。
東京手描友禅カードケースをはじめとする東京の伝統工芸品は、オンラインショップ「小粋屋東京」から購入することができます。
アトリエ小倉染芸
住所:東京都新宿区高田馬場3-25-8
電話:03-3361-2366
HP:http://ogurasengei.com/
TOPヘ戻る

2022615日(水)

「東京手植ブラシ×インテリア」

東京都が運営するオンラインショップ「小粋屋(こいきや)東京」では、おしゃれな伝統工芸品が販売されています。
その中のひとつ、東京手植(てうえ)ブラシの伝統的な技を使った、可愛い千鳥の形の「千鳥ブラシ」を紹介します。
東京手植ブラシは、馬などの天然の毛を使っていることが特徴で、洋服ブラシやボディブラシなどがあります。
職人歴60年以上の伝統工芸士・宇野千榮子(うの・ちえこ)さんと職人歴18年の三千代(みちよ)さん親子は、インテリアにもなる千鳥ブラシも作っています。
千鳥ブラシは職人とデザイナーがコラボして新商品開発を行う「東京手仕事プロジェクト」をきっかけに生まれた商品です。縁起が良いとされる“千鳥”をモチーフに、ブラシを尾羽に見立て、“揺れる”デザインにこだわり、インテリアとしても楽しめます。ブラシに使っているのは、馬のしっぽの毛。黒い馬の毛は、コシが強く、ほこりを払うのに便利。白い馬の毛は、しなやかさがあり、細かいところを掃除するのにおすすめです。毛の植え付けを、ひとつひとつ手作業で行う様子も紹介します。
宇野三千代さんは、「千鳥ブラシをきっかけに東京手植ブラシを知ってほしい」と言います。
千鳥ブラシをはじめとする東京の伝統工芸品は、オンラインショップ「小粋屋東京」から購入することができます。
宇野刷毛ブラシ製作所
住所:東京都墨田区向島3-1-5
電話:03-3622-9078
HP:https://unobrush.jp/
TOPヘ戻る

2022616日(木)

「東京銀器×アイススプーン」

東京都が運営するオンラインショップ「小粋屋(こいきや)東京」では、おしゃれな伝統工芸品が販売されています。
その中のひとつ、東京銀器の伝統的な技を使った「東京銀器アイススプーン」を紹介します。
東京銀器とは、銀を金づちなどで叩いて形を作り上げ、表面に模様を施した工芸品のこと。
職人歴60年以上の上川宗照(かみかわ・そうしょう)さんと、息子で職人歴29年の宗伯(そうはく)さんが、熱伝導率の良い銀の特性を生かしたアイススプーンを開発しました。きっかけは、「普通のスプーンでは固く凍ったアイスクリームが食べづらい」という意見を聞いたことでした。
実際に銀のスプーンでアイスクリームをすくってみると、手の体温がスプーンに伝わりスムーズにすくうことができます。くぼみや角度などは試行錯誤を重ね、使いやすさにこだわった工夫が凝らされています。
純銀の一枚板を切り抜き、持ち手に“鎚目(つちめ)”と呼ばれる伝統的な模様を装飾する職人の技も紹介します。
上川宗伯さんは「東京銀器は、打つことによって強度が出るのが魅力で、実際に使ってその良さを楽しんでもらいたい」と言います。
東京銀器アイススプーンをはじめとする東京の伝統工芸品は、オンラインショップ「小粋屋東京」から購入することができます。
日伸貴金属
住所:東京都台東区三筋1-3-13 伊藤ビル1階
電話:03-5687-5585
HP:https://www.nisshin-kikinzoku.com/
TOPヘ戻る

2022617日(金)

「東京くみひも×マスクコード」

東京都が運営するオンラインショップ「小粋屋(こいきや)東京」では、おしゃれな伝統工芸品が販売されています。
その中のひとつ、東京くみひもの伝統的な技を使ったマスクコードを紹介します。
東京くみひもは、糸と糸が交差する組み目の味わいを大切に、ワビ・サビといわれる渋好みの色使いで作られた帯締めなどの工芸品です。
職人歴15年の福田隆太(ふくだ・りゅうた)さんが、くみひもの技を使い、マスクのひもに装着するマスクコードを開発しました。食事の時など一時的にマスクを外す際に首に垂らしておくことができ、便利な商品です。
柄は、垂れ下がる藤の花を模した「藤四ツ組(ふじよつぐみ)」という伝統的な組み方。マスクを使わない時はブレスレットとしても楽しめます。「組み台」や、糸を巻き付ける「組み玉」を使ったくみひもの技も紹介します。通常、東京くみひもは、絹糸だけで作りますが、マスクコードでは初めて、抗菌ポリエステル素材の糸を組み合わせました。絹に比べて切れやすいため、組む時に高い技術力が必要になります。
「くみひもは使ってこそ味わいや価値が出るので、普段の生活から伝統工芸品を使ってほしい」と福田さんは言います。
東京くみひもマスクコードをはじめとする東京の伝統工芸品は、オンラインショップ「小粋屋東京」から購入することができます。
龍工房
住所:東京都中央区日本橋富沢町4-11
電話:03-3664-2031
HP:https://ryukobo.jp/
TOPヘ戻る

小粋屋東京
HP:https://www.rakuten.ne.jp/gold/koikiya-tokyo/
(月)木目込みトレイ 9,900円(税込)
(火)東京手描友禅カードケース 9,900円(税込)
(水)千鳥ブラシ 13,750円(税込)
(木)東京銀器アイススプーン 16,500円(税込)
(金)東京くみひもマスクコード 9,680円(税込)