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女性起業家の支援

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2022418日(月)

「海外向けの広告展開」

かつて広告代理店に勤めていた山ア優子さんは、2017年に海外向けに広告代理業を行う会社を設立しました。海外に暮らす人たちの協力を得て、その国の流行などを調査しながら広告展開する仕事を行っています。現在進めているのは、日本の女性用化粧品を中国で宣伝する事業です。中国では女性用化粧品の広告に男性タレントを起用する例が多く、山アさんもこの戦略を基本方針として、広告の依頼があった化粧品メーカーと打ち合わせを行いました。化粧品メーカーの社長はこの広告戦略に高い関心を示し、山アさんは手ごたえを掴んだようです。
山アさんの会社はコロナ禍の影響で広告の依頼が減り、一時は10人ほどいた従業員を全員解雇せざるを得ませんでした。その状況をなんとかしたいと考えた山アさんは、女性起業家を育成する「東京都女性ベンチャー成長促進事業」に参加。経営方法などの講座を受け、参加者同士のネットワークを作ることができました。山アさんは「自分には無い新たな価値観や知識を得ることができた。“一人じゃない”と知ったことが心の支えとなり、財産となった」と話していました。
HP:https://samaria.co.jp
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2022419日(火)

「健康づくりのお手伝い」

女性起業家の北奈央子さんは、2019年に女性の健康づくりをサポートする会社を設立しました。骨盤の底にある「骨盤底筋(こつばんていきん)」という筋肉を鍛えるトレーニングを提供しています。骨盤底筋は体幹を支える筋肉で、衰えると尿漏れや体型の崩れにつながると言われています。10人ほどのトレーナーと連携しながら1対1のオンライントレーニングを提供していて、北さんは利用者とトレーナーをつなぐ仕事をしています。トレーニングは椅子に座って行われますが、きく姫さんが体験すると、わずかな時間でも汗ばむほどの運動量でした。出産後、骨盤ケアのためにトレーニングを受けたという利用者に話を聞いたところ、「オンラインなので、息子が寝た時間に、プライベートな時間を楽しむ感覚で受講できた」と話していました。
北さんはかつて医療機器を扱う会社に勤めていましたが、女性の健康づくりの勉強がしたいと大学院に通い、会社を設立しました。会社経営の経験が少なかった北さんは女性起業家を育成する「東京都女性ベンチャー成長促進事業」に参加し、経営や資金調達の方法などを学びました。北さんは「先輩起業家の苦労話や、それでも負けずに(事業を)続けている話を聞けたことが大きかった」と話していました。
ジョコネ。
HP:https://joconne.com
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2022420日(水)

「コミュニティを作る」

小倉一葉さんは、2019年に「ユーザーコミュニティ」を作る会社を設立した女性起業家です。「ユーザーコミュニティ」とは製品やサービスの利用者が集まるコミュニティのことで、新しい製品が販売された時などに効果的な宣伝ができる場となります。小倉さんはこれまでに30ほどのコミュニティづくりを手掛け、利用者同士が集まって情報交換ができるSNSの開発や、交流の場としてのイベントなどを開催してきました。小倉さんにコミュニティづくりを依頼した会社の担当者は「製品に対する利用者の不満や本音が知ることができ、製品の改善や改良につながるメリットがある」と話していました。
かつて大手IT企業に勤めていた小倉さんは、独立後、事業を拡大する方法を模索していました。そこで女性起業家を育成する「東京都女性ベンチャー成長促進事業」に参加し、経営や資金調達の方法などを学びました。小倉さんは「先輩の起業家に話を聞くことで背中を押され、勇気をもらった」と話していました。
プリズムテック
HP:https://www.prhythmtech.com
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2022421日(木)

「子ども向けの金融教育」

女性起業家の齋藤舞さんは去年、アプリを開発する会社を設立、現在、親子でお金の使い方を学べるスマートフォン用のアプリを製作しています。齋藤さんは「日本の義務教育ではお金について学ぶ機会が少ない。キャッシュレス化やオンラインショッピングが当たり前という、今の子どもたちに合ったお金の使い方を学んでもらいたい」と開発に乗り出しました。
このアプリでは、親の口座と子どもの口座をアプリと連携させ、実際のお金をやり取りすることで金銭感覚を学べます。アプリ上で、子どもが犬の散歩など「お手伝いの報酬」を親に要求することができ、親がそれを承認すると、親の口座から子どもの講座へおこづかいが送金されます。また実際の買い物は「デビッドカード」を利用し、その履歴がアプリ上に記録されます。
自身も2人の子どもを持つ齋藤さんは、自分の子どもにお金について学んでもらいたいという思いから、会社を立ち上げたそうです。齋藤さんは、女性起業家を育成する「東京都女性ベンチャー成長促進事業」に参加。経営方法などの講座を受け、参加者同士のネットワークを作ることができました。齋藤さんは、「同じように子育てをしながら活躍している女性起業家が多く、お互い励まし合い、刺激し合って、良い経験が得られた」と話していました。
MEME
HP:https://www.memetech.co.jp
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2022422日(金)

「話し方のスキルアップ」

櫻井知里さんは、去年、営業や面接などでの話し方をトレーニングする会社を設立した女性起業家です。元々フリーアナウンサーとして仕事をしていた時に、「緊張してうまく話せない」など話し方のことで相談をよく受けていたことから、人工知能によって表情や声を分析し、話し方を客観的に評価するシステムを開発しました。
きく姫さんが「面接を想定した自己紹介」でこのシステムを体験しました。“表情”は「驚き」や「幸せ」、「恐れ」など8つの感情で分析され、きく姫さんは面接時に高い評価が得られやすい「幸せ」の数値が高いという結果でした。“声”は「喜び」や「悲しみ」など5つの感情で分析され、きく姫さんは穏やかな感情が多くみられる一方、やる気を表す「エネルギー」が足りないという結果でした。さらにこちらの会社では、現役のアナウンサーによる話し方のオンライントレーニングも行っています。
櫻井さんは、アナウンサーの活躍の場を広げたいという思いから事業の拡大を目指しています。そこで、女性起業家を育成する「東京都女性ベンチャー成長促進事業」に参加し、資金調達を行う段階やタイミングを学びました。櫻井さんは「多くの人に知ってもらえる事業になるように、事業がもう少し進んでから資金調達をしたいと考えるようになった」と話していました。
comipro
HP:https://tc-next-home.com
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東京都女性ベンチャー成長促進事業
HP:https://apt-women.tokyo/