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循環型の社会へ

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20211011日(月)

「再利用できるボトル容器」

プラスチックごみを減らすため、食料品や日用品の容器などを回収し、繰り返し使用する新たなサービスを開始したLoop Japan。東京・千葉・神奈川・埼玉の5000世帯で今年8月から試験運用を行っています。専用のショッピングサイトから注文すると、再利用できる容器に入った商品が専用バッグで自宅に届けられます。商品を使い切ったらLoopが専用バッグと共に空き容器を回収。容器を洗浄したあと、メーカーで中身を充填し、注文した消費者のもとへ再び商品を届けます。注文の際に、容器や配送用のバッグに預かり金が発生しますが、使い終わった後に返送すると払い戻されます。現在メーカー8社が参加し、シャンプーなど日用品のほか、調味料など17の商品を取り扱っています。
また、ネット販売とは別に東京・千葉・神奈川・埼玉のイオン21店舗でも洗濯用洗剤やチューインガムなど、16の商品を販売しています。こちらは商品の容器を店舗の回収ボックスに返却すると預り金が返金されるシステムで、容器は再び洗浄、充填され、循環していきます。
HP:https://loopstore.jp/
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20211012日(火)

「プラスチック容器の再生利用」

花王は東京都のモデル事業として去年から今年9月にかけて、日用品のプラスチック容器の「水平リサイクル」に向けた実証実験を行いました。「水平リサイクル」とは、使い終わったものをまた同じものにリサイクルし、資源を循環させることをいいます。今回の実証実験は、ハンドソープの詰め替えフィルムを使用後に回収し、また日用品の容器にリサイクルするという、「水平リサイクル」の一歩手前の試みです。
さらに花王は、実現すると業界初となる、化粧品ボトルの「水平リサイクル」に向けた取り組みも行っています。
プラスチック資源の循環をめざし、一部の化粧品のボトル容器に「ケミカルリサイクルPET」という新しい再生素材を採用しました。「ケミカルリサイクルPET」とは、使用済みのペットボトルを分解し、新品と同等品質のペットボトル素材にリサイクルしたものです。今後、使用済み化粧品ボトルを店頭で回収し、それをもとに同じ化粧品ボトルを作り出す、化粧品ボトルから化粧品ボトルへの「水平リサイクル」の実現を目指しています。プラスチック資源を循環させ、ゴミを減らすことを目標にしています。
花王
HP:https://www.kao.com/jp/
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20211013日(水)

「食品ロスを減らす」

フードバンク江東は、企業などから集めた廃棄予定の食品を、江東区内の福祉団体などに配布する活動を行っています。現在は、スーパー9店舗から賞味期限が近いものや、包装容器が潰れているもの、ラベルが剥がれているものなど、店頭には並べにくいものを回収し、月に一度、配布会を開催。江東区内のこども食堂や高齢者、福祉ボランティアの方々が引き取っていきます。配布会には毎回、団体や個人で活動するボランティア十数人ほどが集まり、福祉業界の情報交換の場にもなっているそうです。代表の水口さん自身も本業の傍らボランティアで、3年前からこの活動を行っています。防災備蓄品を扱う仕事で、大量の行き場のない物資を目の当たりにしたことがきっかけでした。今では地域で活動している団体や企業からの寄贈も、少しずつ増えているそうです。
フードバンク江東
ツイッター:https://twitter.com/foodbankkoto
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20211014日(木)

「パンの廃棄をなくす」

パンの廃棄をなくすためネット通販サービスを始めたrebakeは、全国のパン屋さんで売れ残ったパンを、セットにして販売しています。お店で残ったパンはそれぞれ店内の冷凍庫などで保管し、セットができ次第、購入した人に直接冷凍や冷蔵で届けられる仕組みです。現在rebakeの利用登録者は全国におよそ10万人。登録しているパン屋さんは約700店舗あるそうです。
rebakeは、食品ロスの削減や省エネに取り組む、東京都の「チームもったいない」に参加している会社クアッガが運営しています。代表の斉藤さんは、捨てられる食品を減らす活動をさらに広げていきたいと語っています。
rebake
HP:https://rebake.me
チームもったいない
HP:https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/policy_others/team_mottainai/index.html
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20211015日(金)

「使い切りクッキング」

エコライフめぐろ推進協会のウェブサイト「めぐろスマートライフ」は、環境にやさしい暮らし方を提案、情報発信しています。今回は、冷蔵庫の中で使い切らないまま傷み、捨てられていく野菜を使い切るアイデア料理を栄養士の海江田佳子さんに教わります。材料は、冷蔵庫などに残っている野菜なので食品ロスの対策になります。
シンプルな味付けにすることで、さらに別の料理にリメイクすることもできます。切った野菜と材料を全て鍋に入れ、ニンニクやコンソメなどで味付け。野菜に火が通ったら「具だくさんの野菜スープ」の出来上がり。余った野菜スープは、具とスープに分けて、さらに別の料理にリメイクします。スープの具からジャガイモとニンジンを取り出し、お酢を加えてポテトサラダに!新たに茹でずに済むので、時短と省エネにもなります。残った具は、オムレツやドリアの具へと、さらにリメイクが可能です。具と分けたスープも、日光に当てて乾燥させたえのきを加えて「干しえのきのスープ」にリメイク。キノコや野菜は日光にあてて干すと長く保存ができ、うまみもアップします。干したえのきは長く煮込まなくてもいいので、時短と省エネのスープが出来上がります。
めぐろスマートライフ
HP:https://www.megurosmartlife.jp/
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