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2021年9月27日(月)
「昭和のモダン建築」

また「360度パノラマビュー」を使えば、建物の間取りも見ることができます。さらに、通常は見学できない非公開エリアも楽しむことも。非公開エリアの2階は、モダンな外観からは想像できない和風の部屋、そして3階には2部屋あり、奥の部屋には床の間が配置されるなど、奥の部屋に行くほど格式が高まっていく日本建築の造りになっています。
2021年9月28日(火)
「昭和の生花店」

移築、復元された花市生花店は、1927(昭和2)年に神田淡路町に建てられた“看板建築”が特徴の建物です。この看板建築は、建物の前面が一枚の看板のように平坦な造りで、狭い敷地を有効利用することが目的です。また、耐火性を持たせるため正面に銅板を貼るなどの工夫がされています。
店内に再現されているのは昭和30年代の生花店。当時の看板建築では、店舗をより広く充実させて、残りの狭いスペースで生活をするのが定番だったそうです。そのため、店舗部分の奥にあるたった2畳の居間で家族や従業員たち6人が食事をとっていたこともあったそうです。さらに屋根裏部屋の3階には六角形の窓。実はこの部分、外から見ると楕円形の窓になっています。
2021年9月29日(水)
「昭和の文具店」

店内には、筆や墨、硯などの商品が効率的に収められています。通常は非公開エリアの居間から店内を見返すことができるのも「360度パノラマビュー」ならでは!さらに注目してほしいのが3階です。当時、都市部の木造3階建ては禁止されていたため、“看板建築”では3階とは言わずに“屋根裏部屋”として数えていたそうです。そこで、屋根裏部屋らしく見えるように工夫し、押し入れや階段が屋根の形に斜めになっています。
2021年9月30日(木)
「戦時下の近代建築」

居間は、天井近くまである大きなガラス窓が特徴です。建てられた当時は戦時下で、住宅の延べ床面積にも制限があったため、2階をロフトにし吹き抜けにすることで広い空間を生み出しています。
通常は見学できないロフト部分を見ることができるのも、「360度パノラマビュー」ならでは!ロフト部分から1階を見下ろすと、広々とした空間を改めて実感することができます。またロフトの仕切りにある収納スペースは1階から見ると展示ケースにもなっていて、細部にわたり前川國男のこだわりを感じることができます。
2021年10月1日(金)
「港区白金の醤油店」

江戸東京たてもの園
住所:小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
電話:042-388-3300(代表)
HP:https://www.tatemonoen.jp/
※来園時には日時指定の事前予約制となります
360度パノラマビュー
HP:https://www.tatemonoen.jp/restore/intro/