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2020年7月6日(月)
「火災事故」

手に消毒用アルコールを吹きかけたあと、まだ乾かないうちに火を近づけると、燃え移る可能性があります。手が完全に乾燥してからガスコンロやライターなどの火気を扱うようにしましょう。
アルコールから発生する可燃性(燃えやすい)蒸気は、空気より重く低いところにたまりやすい特徴もあるため、容器に詰め替える時は通気性の良い場所で行いましょう。
これからの季節に使用頻度が高まるスプレー式の殺虫剤や冷却スプレーなどといったスプレー缶製品には、可燃性のガスが入っていることがあります。使い方を誤ると火災の危険性があります。
火気がないところで使用することが一番大切です。
東京消防庁 本部庁舎
電話:03-3212-2111HP:http://www.tfd.metro.tokyo.jp
2020年7月7日(火)
「子どもの事故」

熱中症にも注意が必要です。子どもは体温調節機能が未発達な上、身長が低いため、地面の照り返しの影響を受けやすいからです。子どもが「のどが渇いた」と言っている時点で脱水になっている可能性があるので、早めに水分補給を行うことがポイントです。
さらに夏は遊び場でのやけどにも気をつけましょう。例えば、夏場の日差しで熱くなった滑り台は、表面温度が70℃以上になったという調査結果もあります。遊具で遊ぶ時は、金属部分が高温になっていないかを確認することが大切です。
東京都立小児総合医療センター
電話:042-300-5111HP:http://www.byouin.metro.tokyo.jp/shouni/index.html
2020年7月8日(水)
「蚊を発生させない」

蚊を減らすには、水の中で成長する蚊の幼虫・ボウフラを発生させないことが最も効果的です。蚊は、水のあるところに卵を産みつけ、夏場は約12日で成虫になるため、「たまり水」をなくすことが大切です。屋外に放置している不要なものは片付けましょう。
蚊に刺されないためには、肌が露出している部分に必要に応じて虫除け剤を塗ることが有効です。
東京都では、都内の公園など25施設で蚊を採取し、デング熱など蚊を介してうつる感染症を未然に防ぐための調査を行なっています。
東京都福祉保健局健康安全部環境保健衛生課
電話:03-5320-4391HP:https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kankyo/eisei/baikaikataisaku/index.html
2020年7月9日(木)
「熱中症に注意」

マスクをしていると、自分の吐いた温かい息がこもってしまい、さらにその温かい空気を吸ってしまうことで体温調節がしにくくなります。さらに、顔の半分程が覆われて熱が逃げにくいため、熱中症のリスクが上がると言われています。
屋外で人との距離が保てる場合は、できるだけマスクを外すことが熱中症対策としては有効です。
またマスクには保湿効果もあるため、のどの渇きが感じづらくなるという点もあるそうです。のどが渇いていなくても、1日あたり1.2Lを目安に水分補給を行いましょう。
さらに、今年は自宅で過ごす時間が増えていることで、身体が暑さに慣れていないことも熱中症になりやすい原因の一つです。体が暑さに慣れていないと、上手に汗をかくことができず、体温をうまく調節できないからです。無理のない範囲で外出し、暑さに慣れることが大切です。
東京都立広尾病院
電話:03-3444-1181HP:http://www.byouin.metro.tokyo.jp/hiroo/
2020年7月10日(金)
「心肺停止の応急手当」

目の前で倒れている人の意識や反応がない場合は、119番通報とAED(自動体外式除細動器)の手配を依頼します。新型コロナウイルス感染防止のため、意識や呼吸の確認は、顔をあまり近づけすぎないように、胸とお腹の動きを見て行います。普段通りの呼吸がない場合や判断に迷う場合には胸骨圧迫を行います。
胸骨圧迫は、1分間に100~120回のペースで、胸の真ん中にある胸骨が5cm沈むまで強く圧迫します。
AEDは救命処置を補助する医療機器です。電源を入れると、その後の処置を指示してくれるので、誰でも扱うことができます。また、電気ショックが必要かどうかもAEDが判断してくれます。救急隊が到着するまで、AEDの指示に従い胸骨圧迫を行います。
東京消防庁 本部庁舎
電話:03-3212-2111HP:http://www.tfd.metro.tokyo.jp