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2019年6月3日(月)
「歴史ある花の町」
東京の東に位置し、約70万人が暮らす江戸川区。多くの地域が江戸川と荒川に囲まれています。江戸川区は都内でも有数の花の産地として知られ、古くから花の栽培が行われてきました。3代続く花卉（かき）農家「真利子農園」を訪ねました。花が覆うように広がりながら咲くサフィニア、際立つ香りが特徴のゼラニウムなど色とりどりの花が咲いていました。6月中旬からは朝顔が見頃を迎えるそうです。江戸川区は朝顔の産地としても有名です。真利子農園
住所：東京都江戸川区鹿骨6-2-24フラワーガーデンマリコ
電話：03-5879-8265営業時間：午前9時～午後5時
2019年6月4日(火)
「金魚の伝統を守る」
金魚養殖の日本三大産地の1つとして有名な江戸川区。明治時代から江戸川一帯の蓮田で金魚養殖が盛んに行われるようになり、最盛期には約30軒の養魚場があったそうです。5代に渡り金魚の養殖を続ける佐々木養魚場を訪ねました。店内には水槽が並び様々な種類の金魚が泳いでいます。元々フナの品種改良から始まった金魚。そのフナの面影を色濃く残す「ワキン」、背びれがなくてコブがあるのが特徴の「ランチュウ」、そして美しい尻尾が特徴で希少な「トサキン」などを見せてもらいました。7月には江戸川区主催の「金魚祭り」が行われます。
佐々木養魚場
住所：東京都江戸川区一之江6-13-17電話：03-3651-2826
営業時間：月・火曜 正午～午後5時
金・土・日曜 午前10時～午後6時
定休日：水・木曜
江戸川区金魚まつり
7月20日（土）、21日（日）会場：江戸川区行船公園
電話：03-5662-0539（江戸川区産業振興課）
2019年6月5日(水)
「日本唯一の地下鉄博物館」
東京メトロ東西線葛西駅の高架下にある「地下鉄博物館」。1986年に開館した地下鉄の歴史を学べる施設です。入口になっている改札を抜けると、まず目に入るのが日本初の地下鉄車両 1001号車です。1927（昭和2）年に製造され、上野～浅草間の4駅、長さ2.2キロを走りました。2017年に国の重要文化財に指定されています。
一番の人気コーナーは千代田線電車運転シミュレーター。実際に運転士の研修用に使われていたもので、細部まで本物と同じ作りになっています。千代田線綾瀬駅から代々木上原駅間の運転を、走る振動も含めて体感できます。
地下鉄博物館
住所：東京都江戸川区東葛西6-3-1電話：03-3878-5011
HP：http://www.chikahaku.jp/
開館時間：午前10時～午後5時
休館日：月曜（祝日の場合は翌日）
入館料：大人210円、子ども100円
2019年6月6日(木)
「江戸川区自然動物園」
東京メトロ西葛西駅から徒歩15分の「江戸川区自然動物園」。動物と触れ合える場を作ってほしいという区民の要請があり1983（昭和58）年に開園しました。現在58種類の動物が飼育されています。一番人気は「ふれあいコーナー」で、ヤギやチャボ、モルモットなどの動物に、触れたり抱っこしたりすることができます。「ふれあいコーナー」では年間を通じて様々な催しが企画され、5月は「羊の毛刈りショー」を開催、子供達が貴重な体験をしました。
園内には、プレーリードッグやオオアリクイなども展示されています。
また、様々な動物の食事姿を見られるモグモグタイムも毎日行われています。
江戸川区自然動物園
住所：江戸川区北葛西3-2-1電話：03-3680-0777（行船公園サービスセンター）
HP：https://www.edogawa-kankyozaidan.jp/zoo/
開園時間：午前10時～午後4時30分
（土・日曜、祝休日、夏休み期間中は午前9時30分から）
休園日：月曜（祝休日の場合は翌日）
2019年6月7日(金)
「荒川ロックゲート」
荒川と旧中川に挟まれた細長い陸地にある巨大な建築物「荒川ロックゲート」。平成17年に建設された最新式の閘門（こうもん）です。閘門とは水位差が違う川を船が通行するために船を上下させる施設のこと。大西洋と太平洋を渡るパナマ運河に応用されている機能です。「荒川ロックゲート」は旧中川の低い水位から、荒川の高い水位に合わせます。船が来ると閘門すぐそばの管理棟がその都度門の開閉の対応をし、約20分で通り抜けることが出来ます。また、「荒川ロックゲート」は災害時における地域の防災拠点としての役割も期待されています。荒川ロックゲート
通航可能時間：午前8時45分～午後4時30分6月1日～8月31日は午後6時まで
（毎月第1日曜日、9月第1、2、3日曜日は通航不可）
電話：03-3902-2379（国土交通省荒川下流河川事務所管理課）
旧小松川閘門
電話：03-3636-9365（大島小松川公園サービスセンター）
