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ヒートアイランド対策

201886日(月)

「ヒートアイランド現象」

過去100年間で年平均気温が約3℃上昇している東京。
その原因の一つが都市部にできる局地的な高温域“ヒートアイランド現象”です。緑の空間の減少やアスファルト道路、コンクリートの建物などの増加、自動車や空調機器などから排出される熱が要因となり、それにより猛暑日や熱帯夜の日数が増加しています。
東京2020オリンピック・パラリンピックの開催も控える中、東京都が行うヒートアイランド現象への対策として人が集まる地域へのクールエリアの設置、遮熱性の道路を整備、ビルの屋上・周辺の緑化、打ち水などを推進しています。
電話:03-5388-3566
HP:http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/climate/heat_island/index.html
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201887日(火)

「打ち水のすすめ」

江戸時代、礼儀作法の一つとして行われ、浮世絵や俳句などにも描かれてきた「打ち水」。
打ち水に最適な時間は太陽が昇って気温が上がる前の朝か、夕方、太陽が傾いた頃だそうです。
板橋区役所前で行われた打ち水キャンペーンには約80人が参加。この日、打ち水に使われたのは板橋区の施設でためていた雨水です。打ち水を行う前と後で、路面温度を測ってみると約5℃の違いがありました。
また、小池都知事も参加した「打ち水日和〜江戸の知恵・東京のおもてなし〜」の模様、練馬区北町の商店街で行っている打ち水の模様を紹介。
板橋区役所
電話:03-3579-2233
HP:http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_oshirase/091/091070.html
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201888日(水)

「クールエリア」

東京都では、東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、会場周辺の人が多く集まる地域に暑さを緩和するクールエリアを作る取り組みを進めています。中央区京橋にある東京スクエアガーデンは、都の暑さ対策推進事業の補助を受け、微細ミスト噴霧装置が設置されています。全長約30mに渡り、計60個のノズルから細かなミストが噴き出すクールエリアを紹介。都が行った微細ミスト噴霧装置の実験によると装置の設置により周辺の温度が約1〜2℃下がったという結果が出ています。
東京スクエアガーデン
電話:03-3272-6612
(東京建物(株)PMセンター)
HP:http://tokyo-sg.com/
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201889日(木)

「遮熱性の道路」

東京都が行うヒートアイランド対策の一つ、遮熱性舗装。道路に特殊な塗料を塗り、近赤外線を反射することで舗装の蓄熱を抑え、温度上昇を抑制できる仕組みとなっています。実際に路面温度を比較してみると約5℃の違いがありました。都では通常舗装に比べ、遮熱性舗装にする事で約8℃の抑制があると発表しています。2020年までに東京2020オリンピック・パラリンピックのマラソンコースの都の管理する道路は遮熱性舗装を完了させる計画です。
東京都建設局道路管理部
電話:03-5320-5296
HP:http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jigyo/road/kanri/gaiyo/07.html
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2018810日(金)

「ビルの屋上庭園」

千代田区神田駿河台にある三井住友海上駿河台ビルの屋上庭園を紹介。敷地面積11,970平方メートルの内、緑化面積の割合は46%あり、約100種類の草花が植えられている屋上の庭園です。
中には、重力を発見するきっかけとなったことで有名なニュートンのリンゴの木の子孫も植えられています。
屋上には、平均1mの厚さで土壌が敷き詰められ、ビルは1平方メートルあたり2,000kgの重さに耐えられるように設計されています。地表の表面温度も周辺より低く、ヒートアイランド対策に貢献しています。
三井住友海上
電話:03-3259-3111(代表)
HP:https://www.ms-ins.com
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東京都環境局
ヒートアイランド対策に関するページ
電話:03-5388-3566
HP:http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/climate/heat_island/index.html