東京サイト 毎週月〜金 午後2時55分から

バックナンバー

今週のテーマ
北区の名所巡り

201583日(月)

「飛鳥山公園」

約300年前に徳川8代将軍吉宗により1270本の桜が植えられ、江戸庶民の行楽地として開放された飛鳥山公園。その後明治6年には、日本最初の公園に指定されています。
標高25.4mの山頂には平成5年まで、高さ15mの回転式展望タワー・スカイラウンジが存在し、晴れた日には東京湾まで一望できたと言います。また、吉宗による事績を顕彰するための飛鳥山碑は、当時のランドマーク的なシンボルで、数々の浮世絵にも描かれています。
住所:東京都北区王子1-1-3
電話:03-3908-9275(北区土木部道路公園課公園河川係)
HP:http://www.city.kita.tokyo.jp/dourokoen/bunka/koenichiran/asukayama.html

アスカルゴ(あすかパークレール)
午前10時〜午後4時(12月29日〜1月3日を除く)
乗車無料
TOPヘ戻る

201584日(火)

「紙の博物館」

明治8年に王子製紙の前身、抄紙会社が日本初の洋紙工場を造り、洋紙発祥の地と呼ばれる王子に建つ紙の博物館。和紙、洋紙を問わず、紙に関する様々な資料を展示しています。
奈良時代の女帝・称徳天皇が100万基作ったとされる百万塔の中には、お経が書かれた紙・陀羅尼(だらに)が収められ、現存する世界最古の印刷物と言われています。また江戸時代の離縁状・三行半は、今後誰と結婚してもいいと、きっちり3行半で書かれています。
紙の博物館
住所:東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)
電話:03-3916-2320
開館時間:午前10時〜午後5時
※入館は午後4時30分まで
休館日:月曜(祝日は除く)、祝日の翌日、年末年始
入館料:300円
HP:http://www.papermuseum.jp
TOPヘ戻る

201585日(水)

「亀の子たわし発祥の店」

初代社長・西尾正左衛門が明治40年に亀の子束子を発明し、創業した亀の子束子西尾商店。形が亀に似ていることからその名がついた亀の子束子は、二股ソケット、地下足袋とともに、大正時代の家庭用品・三大便利品に数えられています。
まだ台所用洗剤がなかった時代、亀の子束子の発明で、鍋や食器の油汚れが落とせるようになったと言います。また現在はボディケア用のたわしなど、様々なニーズに合わせた多様な商品を開発しています。
亀の子束子西尾商店
住所:東京都北区滝野川6-14-8
電話:03-3916-3231
営業時間:平日 午前9時〜正午、午後1〜5時
HP:http://www.kamenoko-tawashi.co.jp
TOPヘ戻る

201586日(木)

「王子稲荷神社」

扇屋とともに落語「王子の狐」の舞台として知られる、王子稲荷神社。創建は平安時代と言われ、江戸時代には徳川将軍家の祈願所で、現在の社殿は11代将軍家斉により寄進されたものです。
境内には「王子の狐」最後の舞台、狐の穴跡も…。また平安後期に関東稲荷総司の称号が与えられ、関東中の稲荷社の狐が大晦日に集まり、王子稲荷神社に参詣するという言い伝えから、毎年メイクやお面で狐に化けて初詣する、王子狐の行列も行われています。
扇屋
住所:東京都北区岸町1-1-7 新扇屋ビル1F
電話:03-3907-2567
営業時間:正午〜午後7時
定休日:不定休
HP:http://www.ouji-ougiya.jp
王子稲荷神社
住所:東京都北区岸町1-12-26
電話:03-3907-3032
王子狐の行列の会
電話:03-3911-5008(マツヤ化粧品店)
HP:http://kitsune.tokyo-oji.jp
TOPヘ戻る

201587日(金)

「東京23区唯一の酒蔵」

明治期には東京23区に60以上あったと言われる酒蔵。その中で唯一残るのが、創業明治11年の小山酒造。初代社長・小山新吉がその地の湧水に惚れ込み、創業を決めたそうです。
創業当時から変わらず使用する水は、秩父山系浦和水脈の伏流水。水質は中硬水で、切れのある後味の日本酒に仕上がるのだとか…。年間7万5千リットル製造される丸眞正宗は、普通酒から大吟醸まで13種類。大吟醸は甘みもありながら、のど越しは辛口です。
食楽びっきぃ
住所:東京都北区赤羽1-42-15-102
電話:03-3901-9761
営業時間:午後5時〜午前0時
定休日:不定休
小山酒造
住所:東京都北区岩淵町26-10
電話:03-3902-3451
HP:http://www.koyamashuzo.co.jp

見学コース(日本酒試飲あり)
午前11時〜、午後2時〜
入館料:500円
※5人以上で1週間以上前に予約
TOPヘ戻る