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今週のテーマ
江戸東京たてもの園

2015427日(月)

「三井八郎右衞門邸」

江戸東京たてもの園にある三井八郎右衞門邸は、1952(昭和27)年に港区西麻布に、第11代三井総領家当主・三井八郎右衞門高公によって建てられた邸宅。
内部は畳の上にじゅうたんを敷くという、和洋折衷の生活スタイル。床の間も椅子に座ったときの目線に合うように造られています。また2階の廊下には豪華なシャンデリアが…。元々別の場所にあったものを取り付けたため、その部分だけ折り上げ格天井になっています。
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2015428日(火)

「デ・ラランデ邸」

江戸東京たてもの園にあるデ・ラランデ邸は、神戸市の旧トーマス邸などを設計したドイツ人建築家、ゲオルグ・デ・ラランデが1910(明治43)年頃から増改築して暮らした西洋式住宅。
外観は赤いマンサード屋根に白いペンキが塗られた下目板張り。玄関ホールの天井は天使のレリーフで装飾されています。食堂には豪華なシャンデリアがつるされ、壁面には裸の子供のレリーフ…。居間には当時の写真を元に、暖炉が復元されています。
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2015429日(水)

「小寺醤油店」

江戸東京たてもの園にある小寺醤油店は、1933(昭和8)年に港区白金に建てられた、重厚な出桁造りの木造2階建ての商店兼用住宅。
立派な店構えの外観には、銅製の雨どいに小寺醤油店の“小”の字を打ち出すなど、細部にもこだわりが…。広々とした店内は、昭和30年代の商売の様子を古い写真などを元に再現しています。レジスターや火鉢、実際に小寺醤油店で使用していた金庫など、時代を感じさせる物であふれています。
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2015430日(木)

「田園調布の家」

江戸東京たてもの園にある田園調布の家(大川邸)は、関東大震災後に郊外住宅地として分譲された田園調布に、1925(大正14)年に建てられた住宅。
外観はクリーム色の外壁に瓦ぶき。居間を南向きに配置した居間中心型住宅で、竣工当時は全室洋間。畳の上に座る生活を椅子の生活に改めようという、生活改善運動の理想を実現した家でした。食堂にはカウンターが設置され、台所から配膳をしやすいようハッチも造り付けられています。
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201551日(金)

「村上精華堂」

江戸東京たてもの園にある村上精華堂は、1928(昭和3)年に台東区池之端に建てられた、関東大震災後の商店建築に多く見られる“看板建築”の化粧品店。
木造3階建ての建物前面には、モルタルでイオニア式のモダンな装飾が施されています。店内は主に卸を生業としていたためシンプルな造りで、椿油や香水が陳列されています。店の裏は化粧クリームや香水などを作る作業場になっていて、実際に使用していた香水瓶が残っています。
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江戸東京たてもの園
住所:東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
電話:042-388-3300
開園時間:午前9時30分〜午後5時30分(10〜3月は午後4時30分まで)
※入園は閉園の30分前まで
休園日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
※5月4日(月)〜6日(水)は開園、5月7日は休園
入園料:一般400円、65歳以上200円
HP:http://tatemonoen.jp

たべもの処「蔵」
月〜金曜 午前11時〜午後3時30分、土・日曜、祝日 午前11時〜午後4時30分(10〜3月は午後4時まで)


東京・ミュージアム ぐるっとパス2015
電話:03-5610-0051
販売価格:2,000円(大人料金のみ)
販売期間:2016年1月31日まで
有効期間:最初の利用日から2カ月間(最終有効期限は2016年3月31日)
HP:http://www.rekibun.or.jp/grutto