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2012年1月23日(月)
王子稲荷の狐火

今日は、北区の狐のお話。
【王子の狐火】
関東一円から神の使いの狐が集まり、装束榎と呼ばれる大木のもとで
身なりを整えた後、王子稲荷神社に正月のあいさつに行った。
そのときの狐火の数で、土地の人たちは翌年の作物の豊凶を占った。
【落語 王子の狐】
人間に化けた狐に気づいた男が、だまされたふりをして酒を酌み交わし、
酔いつぶれたその狐に支払いを任せて、玉子焼きのお土産まで持ち帰る。
大みそかに開かれたイベント“王子狐の行列”を紹介。
「王子稲荷神社」と、装束榎の跡につくられた「装束稲荷神社」、
落語の舞台となった「王子 扇屋」を訪ねました。 電話:03-3911-2227(菊秀洋服店)
王子稲荷神社
北区岸町1-12-26電話:03-3907-3032 北区岸町1-1-7
電話:03-3907-2567
2012年1月24日(火)
檜原村 神戸岩(かのといわ)

今日は、檜原村の神戸岩にまつわるお話。
【神戸岩】
千本の足を持つ怪物が村人を襲ったことに怒った神様が、
神戸岩を砕いて怪物を退治するが…
東京都指定天然記念物の神戸岩を訪ねました。
好きな民話を音声で聞くことができる檜原村郷土資料館も紹介。 入館無料
開館時間:午前10時~午後4時(4月~11月は午前9時30分~午後5時)
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)・12月28日から1月3日
電話:042-598-0903
2012年1月25日(水)
猫の恩返し

今日は、本所七不思議ゆかりの地もある墨田区の民話。
【猫の恩返し】
猫をかわいがっていた魚屋さんが病気で商売ができなくなると、
その猫が2両のお金を持ってきた。
しかしそのお金は商家から盗んできたもの…。
それが発覚し猫は商家に殺されてしまう。
【長命寺】
徳川家光が腹痛をおこしたときに、寺の井戸水を飲んだところたちまちおさまり
一命をとりとめたことから、家光が「長命寺」と名付けた。
民話の猫の墓“猫塚”のある「回向院」と、「長命寺」を訪ねました。
墨田区両国2-8-10
電話:03-3634-7776
長命寺
向島五丁目4-4電話:03-3622-7771 1人500円(5人以上から)
利用14日前までに申し込みが必要
電話:03-5608-6951
2012年1月26日(木)
悲恋物語~一葉松~

今日は、国分寺市恋ヶ窪に伝わる民話。
【一葉松】
恋に落ちた遊女と武将。しかし武将は戦におもむき離ればなれに…。
別の男が横恋慕して、泣いて暮らす遊女に“武将は戦で死んだ”と
ウソを伝えたところ、遊女は池に身投げをした。
遊女の墓に植えられた松は通常と異なり一本の葉が生えている。
【雨乞い】
雨乞いに効果があるといわれる、御岳山にある七代の滝から水を運び、
熊野神社の前の川にそそいだところ、たちまち雨が降ってきた。
遊女が身を投げたという「姿見の池」と、
民話にちなんだ“一葉松サブレー”雨乞いの舞台となった「熊野神社」を紹介。 電話番号:042-325-0111
ロマン洋菓子(一葉松サブレー)
電話:042-322-2549姿見の池
国分寺市西恋ヶ窪1-8
熊野神社
国分寺市西恋ケ窪1丁目27-17
2012年1月27日(金)
奥多摩町~むかし道~

奥多摩町にある約10キロの遊歩道「むかしみち」は、江戸時代から残る古道。
今日は「むかしみち」に多く残されている民話を紹介。
旅館の主人で、宿泊客に民話を語っている荒澤さんに案内してもらいました。
【西久保の天狗さま】
村人を脅かしたり積荷を背負った馬を追い立てたりと悪さをする天狗に困った村人は、
神社に天狗を祀ることに…。
崇められた天狗は改心し、今も山の上から村人を見守っている。
【盗まれた馬頭さま】
馬頭観音を盗んだ男に、次々と災いがふりかかる。 西多摩郡奥多摩町氷川1446
電話:0428-83-2365