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オーストラリアのビクトリア州公園局は30日、州都メルボルンの南西約300キロにあるマウント・エクルズ国立公園で、今後2年間でメスの野生コアラ3000匹を対象に避妊処置を実施する計画を明らかにしました。個体数を管理し、生息場所と食料になるユーカリの森林を保護するためだそうです。同国立公園のサリー・トロイ研究主任によると、「コアラには天敵となる捕食者も存在せず、保護対策が取られているため、生息数が着実に増えている。そのため、管理しなければ数が増え続けてエサとなるユーカリ森林が激減し、5年以内に餓死するコアラが大量発生する恐れがある」ということです。国立公園はこれまでユーカリ保護のためにコアラ移動策や断種処置を実施していました。しかし、効果が見られず、コアラに避妊ピルのカプセルを皮膚下に投入することを決めたのです。このカプセルは野生動物に使用されたことはありませんが、動物園のカンガルーなどの有袋類で実績があり、効果は約5年間続くそう。ちなみに、コアラの平均寿命は18年で、2歳ごろから繁殖を始め、平均8~11匹の子供を産むとか。オーストラリアのコアラ基金によると、国内全体で約10万匹のコアラが生息しているそうです。
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パイ生地の入ったリュックサックが"危険物"と間違えられ、空港全体に避難命令が出され、さらにこのパイ生地が爆破処理されるという珍事件が起こりました。このリュックサックの持ち主は英国人のゲイル・ブルッカーさん(53)。それまでの経験から「フランスのスーパーではまともなパイ生地を買えない」と確信していたブルッカーさんは、南フランスへの家族旅行の直前、家族に食べさせるチキンパイに使うため、手作りのパイ生地をリュックサックに入れて持参することにしたそう。 しかし、無事、フランスのトゥールーズ空港に到着したものの、その後、スーツケースが見つからなかったり、レンタカーの手配に手間取ったりしているうちに、ブルッカーさんはこのパイ生地入りリュックサックをその場に置き忘れ、目的地に向かってしまったのです。その後、空港側では持ち主のいないこのリュックサックの中に「不審物」を発見。パイ生地を新型のプラスチック爆弾とみなした空港警備側は、一時空港から全員避難命令を出し、警察だけでなく、爆発物処理班も駆けつける騒ぎとなったとか。そして、 このリュックサックは慎重に爆破処理されました。一方、パイ生地入りのリュックサックを空港に忘れてきたことに気づいたブルッカーさんは空港に問い合わせましたが、この騒ぎで電話連絡がとれなかったため、仕方なく空港まで引き返し、職員から事情を聞いて初めて何が起こったかを知りました。 ちなみに、パイ生地と一緒に入っていた双眼鏡やカメラも、パイ生地もろとも爆破処理されていたとか。 ブルッカーさんは「本当に申し訳ないことをしたと思うけど、実際、パイ生地を爆破したと聞いて、おかしくて笑いが止まらなかった」とコメント。 トゥールーズ空港側は、今回の出来事を「不幸な間違い」としているものの、テロの潜在的危険に備えた、当然の対処と説明しています。
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先日、北京市石景山のある村のひとりの男性が、家の向かいに公共トイレが建つ事に耐えられず、その工事現場で農薬を飲み自殺しました。その後直ちに救急車が駆けつけ、男性は病院へ運ばれましたが、治療の甲斐なく死亡したそうです。目撃者によると、25日の午後4時30分頃、公共トイレの浄化槽が自分の家から僅か4、5メートルしかない事に耐えかねた43歳の男性は、農薬の入ったビンを持って工事現場へ行き、作業を中止させようとしました。もし中止しないなら農薬を飲むと脅しましたが、作業員達は手を止めなかったため、男性は農薬を飲み始めたそうです。周囲の人がその瓶を取り上げた時には男性は既に農薬の多くを飲み干していました。その後救急車が駆けつけ病院へ運ばれましたが、男性は劇毒性の農薬を飲んでいたため、まもなく死亡。近所の住民によれば、その男性はいつもは明るい性格の人物で、夫婦で小商売をしており、大学に通う子供がひとりいたそうです。最近、居住区でトイレが建てられる事になり、そのトイレが自分の家から余りに近かったため、男性は何度も役所に工事の中止を求めていたそうです。
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ドイツ西部の都市メンヘングラートバハの報道担当者は25日、市内にある公園の湖に生息し、犬を食べるなどして恐れられていた巨大ナマズの死亡が確認された、と報告しました。 これは、「クノ」と呼ばれていたナマズで、体長1メートル50センチ、体重35キロの巨体。2001年に湖面から突如跳ね上り、ダックスフンドを丸ごと飲み込んだのを目撃されたことなどから有名になりましたが、庭師が湖岸に打ち上げられていた死がいを発見したそうです。これまで、再三、捕獲作戦が実施されましたが、逃げ回っていたというクノは、その名前を取ったロック・バンドや”友の会”が結成されるほどの人気を誇っていました。友の会の一部メンバーは、体長約1メートル80センチの怪物ナマズの目撃や、鼻部分の色模様の違いを理由に、今回死んだのはクノではないとも主張しています。クノは夏の暑さで水かさが減ったことにより、死亡したとみられています。死がいははく製にされ、同国北部のブレーメン市にある美術館で展示される予定だそうです。
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ネクタイをきつく締めるのは緑内障の危険性を高める、との研究報告が29日、英眼科学会誌の最新号に掲載されました。ネクタイと緑内障との関係を調べたのは、米国の眼科・耳鼻科専門病院「ニューヨーク・アイ&イヤー・インファーマリー」のロバート・リッチ博士の研究グループ。 研究は、緑内障の男性20人と目に疾患のない20人を対象に、ネクタイを締める前、ネクタイを強く締めている間、ネクタイを外した後の眼圧を測定するというもの。その結果、緑内障の患者の60%、目に疾患のない人の70%に、ネクタイ着用中の眼圧上昇を確認。さらに、目の検査中にネクタイを着けていると、緑内障と誤診される可能性があることも分かったというのです。研究グループは、ネクタイを着用することで頸静脈(けいじょうみゃく)が締め付けられ、眼圧と血圧が高くなるのではないか、としています。失明の危険性も伴う緑内障患者は米国内だけで約300万人。発症の可能性は年齢が高くなるほど増えるとしています。
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