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今回の対戦相手は、森公美子さん。前回、香取編集長が「マスコミも、政治家のへんなスキャンダルばっかり追いかけていないで、いま本当にやらなきゃいけないことを伝えるべき」と発言したことを受けて、「解散すべき。いままで(国会に)出た人は全部出られないようにして、一から(選挙を)やり直し!」と、編集長に以上に?過激な発言をした森さん。果たして彼女が用意してきた問題とは?


   「降ってわいたような黄金の休日ですよね。私、(命名したのは)新聞社だと思っていました」と森さん。残念ながら、too bad!です。正解は、日本の映画会社なんです。今年は4月27日から始まった「ゴールデンウィーク」。会社によっては10連休のところもあり、国内・海外に旅行する人は2250万人、そして行楽地へ出かける人は6300万人と予想され、経済効果は1兆円にものぼるといいます。このゴールデンウィークこそ、日本人にとってまさに「心躍る1週間」です。では、その名前の由来はというと…その始まりは、第2次世界大戦後の復興期、昭和26年にまでさかのぼります。当時の庶民にとって一番の娯楽は「映画」。この年の5月5日、獅子文六(ししぶんろく)原作の「自由学校」という映画を松竹と大映が異なる監督、異なる出演者で同時に封切りしたところ、この競作が非常に話題になり、どちらの作品もお盆や正月に負けない空前の売上を記録したんです。そこで、映画界の関係者がこの5月の連休時期に何か名前を付けようと話し合った結果、決まったのが「黄金週間」。しかし、これでは今ひとつインパクトに欠けると、英語に訳され、「ゴールデンウィーク」となったんです。ちなみに、昭和26年ごろのゴールデンウィークの過し方はもっぱら「温泉」。熱海温泉では大型バスが道にギッシリ並んでいたという新聞記事もあるほど。また、ゴールデンウィークは、外国人から見ると羨ましい習慣らしいですよ。「学生にとってもホントにいいんですよ。学校が始まって、ちょっと疲れた、という時にひと息つけるから」と森さん。とはいえ、森さんご自身も、香取編集長同様、仕事ばっかり、という状態だそうですが…。
   「ふたりでちゃんとやってると? no smoking…お酒の飲み過ぎはダメ…朝のラジオ体操…」と香取編集長。惜しい! 正解は、喫煙でした。産婦人科の医者が5400人の母親を対象に、両親の喫煙と生まれた赤ちゃんの性別を調べたところ、驚くべき結果が出たんです。それは、「タバコを吸うと女の子が生まれやすくなる」というもの。両親ともタバコを吸わないカップルは、男の子のほうが女の子より21%も多いんですが、親のどちらかが1日に20本以上吸うと、男女の割合が逆転し、さらに親が両方とも20本以上吸っていると、なんと女の子のほうが男の子よりも22%も多く生まれるという結果が出たんです。これについて専門家は、「男性になる遺伝情報をもつ精子がタバコの影響を受けやすいのではないか」と推測しています。タバコが赤ちゃんに与える影響は他にもあります。妊娠中に母親がタバコを吸っていると、流産しやすくなり、生まれてくる子供は体重身長ともに低くなる傾向があるんです。さらにその子供もぜんそくや、中耳炎などにかかりやすくなるとの調査結果も出ているんですよ。ちなみに、タバコを吸うと生まれてくる赤ちゃんにものすごく悪い影響があるので、調査をしたお医者さんも「『女の子が欲しいからといってタバコを吸おう』なんて絶対に考えないで欲しい!」と言っているんです。
   「電車に乗る…確認をとらなくても、公共の施設にいつでも入れるとか」と答えた森さん。見事、パーフェクトベラベラ!です。目が見えない人の目となり、自立した生活の支えとなる盲導犬、耳の聞こえない人にとって耳の代わりに音を知らせる聴導犬、そして体の不自由な人の生活をサポートする介助犬――身体に障害を持つ人にとって生活に欠かせないこれらの犬ですが、法律上は単なる「ペット」。なのでスーパーマーケットやレストラン、電車、ホテルなどでは、一般的に知られている盲導犬以外は、毎回交渉して許可を得るなど、利用するのに非常に手間がかかるのが現実でした。「本来体に障害をもつ人々をサポートし、社会に参加しやすくするためのこれらの『介助犬』が、逆に街に出るための障害となっていては、どうしようもない!」ということで、党派を超えて国会議員が提案。その結果、今回出来そうなのが「身体障害者補助犬法」です。この法律では電車などの交通機関や役所などの公共の建物で、「介助犬」の同伴が保証されることになります。また、映画館、レストラン、スーパーマーケットなどの民間の施設でも補助犬を入れるのを拒否できなくなるんです。アメリカでは「介助犬」は法律によって車椅子と同じ扱いを受け、介助犬の同伴は「障害者の当然の権利」として守られています。またヨーロッパでも介助犬に対する深い理解があって、同伴は当たり前となっているんですよ。アジアではちゃんとした盲導犬のシステムがあるのは日本と韓国だけですが、犬の数で言えば日本が一番多いんです。この法律はまもなく成立し、今年の10月から実施される予定ですが、たとえ法律が整っても、介助犬の数は絶対的に不足しています。今後は介助犬をいかに増やしていくかが大切です。「これは早く作ってほしかったですね」と森さんが言えば、「こういうことを党派を超えて話し合ってるということが、どうして表に出てこなかったんですか?」と香取編集長も発言していました。
というわけで、香取編集長は、正解ゼロ。森さんは2問中1問正解でした。

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