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今まで、いろんなテレビに出させてもらったけど、今日が一番、ばあちゃんが主役でした。ーー島田洋七さん
――「がばいばあちゃん」のステキなエピソードがいっぱいの、心温まる特集でした。
今日の特集は、今までの映画やドラマでやっていないところをやってもらったので、僕としても嬉しかったです。ばあちゃんに7人の子供がおったとか、どういう人生を歩んだとか、今回、初めて紹介されたことだと思いますので、ありがたかったですね。僕のことではなくて、ばあちゃんのことをここまで掘り下げてもらったのは、初めてのこと。しかも、今日はばあちゃんが主役で、僕の紹介のされ方にしても、「がばいばあちゃんのお孫さんです」って。これは、嬉しかった。

――VTRをご覧になる洋七さんも“お孫さん”のお顔をされていましたね。
そうでしたか。ばあちゃんが主役というのが嬉しくも誇らしくもありましたからね。今まで、いろんなテレビに出させてもらったけど、今日が一番、ばあちゃんが主役でした。

――著書がベストセラーになり、映像化もされ、講演も3000回以上というのは、まさに、時代が求めているものなんですね。
講演なんかでも、会場に入りきらなくて抽選になったなんて話を聞くと、ばあちゃん凄い人気やなって、思いますね。それで僕も、ばあちゃんの話してきてよかったなって。

――洋七さんご自身にも、「ばあちゃんの言葉を伝えたい」という使命感のようなものがあるのでしょうか。
12〜13年前は、そうでしたね。みんな、いろんなことで悩んでるだろうから、これは知ってもらったほうがいいだろうって。僕自身が読んで、これは絶対に人生の役に立つって思いましたから。今は、随分、浸透していると感じていますので、もう少しラクな気分で紹介させてもらってますけど。

――それにしても、おばあさんの言葉は、端的で粋なものばかりですよね。
そうね。それで、凄くわかりやすいね。僕もばあちゃんに聞いたことがあったんだけど、言いたいことを短歌とか俳句みたいに、型にはめようとするのは無理があるって。型にはめて短くすると意味が分かりにくくて、取っ付きにくくなるし。本人は「私流の詩や」って言ってましたね。

――そんな言葉の数々が、いつでも洋七さんのなかにあるんですね。
ばあちゃんと、かあちゃんに言われた言葉は、今でも残っていますね。お師匠さんですからね。

――今後は、おばあさんに関して、どんな活動や創作をされていかれるのですか?
今年後半か来年に公開できるように、映画の続きをやろうと思っています。まだ、原作で使っていないところがたくさんありますからね。それは、自分で監督をやって、きちんとばあちゃんを撮ってみたいなと。そうすることで、今の日本を少しでも明るくすることができたらいいなって思っています。だって僕、マツケンサンバを見たときに、大笑いして凄く助けられたんですよ。人は「いい年して」って言うかもわからんけど、そうじゃないんですよ。久々に出てきた、みんなで笑って歌える歌だったじゃないですか。あれで、日本が少し明るくなったでしょう。だから、僕もばあちゃんの本や映画で、明るいメッセージを届けたいんですよ。そのくらいしかできないですけど、これは、結構、効くと思っていますから。

(島田洋七さん)

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