――台本に「Do My Best」と書かれるというエピソードもありましたが、木村さんご自身が普段から心がけられているのは、どんなことなのでしょうか?
頭でっかちになって、その作品のなかの世界にいるだけじゃなくて、そこに関わるみんなで一緒の地図をもって、この先どうなっていくんだろうって探検して行きたいっていう。もちろん、楽しみながらね。そういうことが、いつも自分が「こうありたいな」と思っていることですけどね。僕は、慎吾は個人的な創作ができる人だと思うけど、僕はそういうことができない人間だと思っていて。僕ひとりの力ではどうにもできないから、チームっていうものを考えちゃうんでしょうね。