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『ありがとう』という言葉に、『ありがとう』
「素晴らしい言葉ですよね。でも、『ありがとう』の語源って何なんですかね?『アリが10匹』みたいな子どものジョークみたいなのもあるけど…。ちゃんと語源を調べたいですね。」というわけでさっそく調べてみると、『ありがとう』の語源は「形容詞の『有り難し』の連用形『有り難く』がウ音便化したもので、『有り難し』の本来の意味は、『滅多にない』『珍しくて貴重』という意味」(「語源由来辞典」より)とか。それが、宗教的な感謝の気持ちをいうようになり、近世以降、感謝の意味として一般にも広がったもののようです。今週は、香取編集長の『ありがとう』にまつわるお話です。「昔ついていたマネージャーさんから言われたことがあるんです。その方はSMAPじゃない人たちもやったことがあるマネージャーさんなんですけど、あるグループの中に、ジュースか何かを買ってきたときに『ありがとう』って言ってくれるメンバーがひとりいた、と。『その何気ないひと言がボクは嬉しかったんですよ』っていう彼の意見を聞いたときに、『ボクは必ずありがとう、って言おう!』って決心したんですよ。ホントにちょっとした会話だったんですけど、それはいまでもボクの中に残っていますね。ボクは、少し後になってから言ったりもしてます。打ち合わせのときにジュース頼んで、話している最中だからそのまま受け取ったりしちゃうんだけど、『あれ?いま言ったかな?』ってちょっと気になって、間をとって『ありがとう』って言ったりするくらい、気にしてますね。普通の言葉だけど、大事な言葉です。」みなさんは、最近誰かに『ありがとう』って言いましたか?
(香取慎吾編集長)
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