◆つんく♂さんとの出会いは結構前のことですけど、こんな風にお話させていただくようになったのは、ソロの曲を作ってもらったのがきっかけですね。打ち合わせで直接お会いさせてもらって…。そのときに、初めて「あ、こういう仕事の人なんだ…」って思いました。打ち合わせのときに、ノートを広げて、ボクに「何でもいいからイメージを言ってください」っておっしゃったので、「じゃあ、こういう感じで…」っていろいろお話させていただいたんです。そのときに、シャ乱Qのつんく♂さんじゃなく、音楽を作るプロデューサーのつんく♂さんを知った感じですね。だから、今日は凄くリラックスした感じの中でやれましたね◆松下幸之助さんの特集は…スゲー人ってまだまだいっぱいいたんだな、って感じです。『セカイノニュース』つながりで、4兆円とか6兆円寄付した、とかっていう流れの中で、松下電器の年商8兆円、っていうのも度肝を抜かれましたね。松下さんと同じようにやっても、100人が100人成功するってわけじゃないと思いますけど、100人のうちのひとり、1000人のうちのひとりでも、ああいう風に成功する人っているんですね。それも、物凄く特別な何かをしたっていうことじゃなく、自分の信念だったりとか気持ちだったりとか、そういうものを貫いてあれほどの人になるっていうのも、凄いですよね◆いい言葉、たくさんありましたね。その中でも「『ありがとう』言う方は何気なくても、言われた方はうれしい。『ありがとう』、これをもっと素直に言い合おう」っていうのは、いつまでも忘れないでいたいです。ボク自身も、『ありがとう』っていう言葉は、大切にしているつもりなんです。それは、死んだおばあちゃんが、「今日会った人にはお別れのときに握手しながら、『ありがとう』って言いなさい」って言われて、「わかったよ、もう…」って言ったりしてたんだけど、でも次の日におばあちゃんに会うとまた「握手して『ありがとう』って言いなさい」って言われたりして…。腹立つくらいに毎回言われてたんですけど、おばあちゃんが死んじゃった後に改めてそのことを考えてみると、いいことを言ってくれてたんだなって思って…。だからいまでは、おばあちゃんを思いながら、『ありがとう』って言うのを忘れないでいようって。単純なことというか、人として当たり前のことだとは思うんですけど、忘れないでいたいですよね。『ありがとう』がいい言葉だっていうのは、みんな知ってるはずだから…◆つんく♂さんもおっしゃっていましたけど、関西の人が持っている、“素晴らしいいい加減さ”みたいな感じが好きです。どっか、カーッと突き抜けて盛り上がれる感じも好き。コンサートとかも、関西のお客さんだと尋常じゃないノリの良さがあって、ボクらも一緒に盛り上がれるんですよね。でも、不思議なことに友達には関西人がいないんですよねぇ。単純なところで、女の子の関西弁とかをちゃんと聞いてみたいです(笑)。 (編集長：香取慎吾)

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