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オオシタアナ
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もの作りや記録に挑む人たちをもっと応援してあげられるような国になればいいですよね
番組終わった後に、香取さんも「言葉を失ってしまった」としみじみとおっしゃっていましたが、私も凄く動かされました。あれほど、凄い、凄いといわれている黒澤監督に、あんなに苦しい時代があったなんて。監督の作品はまだ数本しか見ていませんが、全然、知らないことだったので、今日、特集を見られてよかったな、と一視聴者のような感想ですけど、本当にそう思いました。
自身から映画を取ったらゼロになってしまうという監督にとって、映画を撮れないことが、どんなに辛いことか。考えただけでも、苦しくなります。でも、当時すでに、黒澤監督は、特別な存在だったわけですよね。もう少し、日本の政府や組織が、特別な計らいをできなかったのかしらと思ってしまいました。そうすれば、私たちはもっと、いろいろな作品を見られたのかもしれないなって。太田さんが、「作品を理解できないのは、自分が追いついていないから」とおっしゃっていたように、マスコミや映画を評価する側が「追いついていなかった」んじゃないのかしら。現在でもそういう風潮があると思いますけど、日本は、スポーツとか芸術に対しての、評価・地位が他国に比べると低いように思います。今後、芸術に対する地位の向上といいますか、もの作りや記録に挑む人たちをもっと応援してあげられるような国になればいいですよね。
それにしても、黒澤監督の「好きなことに心血を注ぐ」という姿勢は、凄かった。私自身、自分の好きなことを一生懸命できているかと、突きつけられました。実際、全然、できていないんですけど、「私も頑張らなきゃ」とも思わされる特集でした。
(大下容子アナ)
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