2010 FIFA ワールドカップ アジア地区最終予選

去年の９月に始まった南アフリカＷ杯アジア最終予選もいよいよ最終戦を迎えます。
６月１７日（水曜日）夜７時から「オーストラリア対日本」の試合がメルボルンで行われます。
オーストラリアといえば、ドイツＷ杯の緒戦で日本が逆転負けを喫した因縁の相手です。
忘れたくても、忘れられない相手、あのドイツの炎天下、一体何人の日本人が切ない敗北感を感じたことでしょう。
すでにＷ杯出場が決まっている日本とオーストラリア。
だからこそ、この試合がより重要になってきます。
日本もオーストラリアも、「Ｗ杯に出場する」ことを目標にしているわけではありません。
両国とも、全ては２０１０年南アフリカで、多くの歓喜の瞬間を分かち合うことが目標になります。
世界の舞台で結果を残すためには、オーストラリアに負けていては話しになりません。
メンバーは入れ替わります。
真冬のメルボルン。
疲労のピーク。
７万人のオーストラリアサポーター。
悪条件はいくらでも挙げられます。
だからこそ、この一戦に勝って欲しいと強く思います。
相手が、あの「オーストラリア」だからこそ、理外の理とも言うべき「感情」が沸き起こります。
理屈ではなく、ただ、オーストラリアに勝つ日本が見たい！！
その想いを胸に、１泊３日の弾丸中継部隊の一員としてメルボルンに乗り込んできます。

吉野真治	テレビ朝日アナウンサー・吉野真治 【テレビ朝日 アナウンサーズ 】 http://www.tv-asahi.co.jp/announcer/