いらっしゃいます。 三浦文彰さんが憧れのヴァイオリニストとして挙げたのはナタン・ミルシテイン。品格と高雅さを感じさせる大家です。決して派手な人ではありませんので、若い奏者からこの名が挙がると「おお!」と思ってしまいます
稿日:2016年07月17日 09:43 暑い日が続くと、音楽も涼しげな曲を聴きたくなるもの。今週は「水を感じる音楽会」。音で水を感じさせるというとなんだか不思議な気もしますが、作曲家たちはさまざまな趣向を凝らして水を表現してきました。
ほどと思い当たります。ゲーム内の古いヨーロッパ風の世界観にぴったりと合致していて、同時にどこか懐かしさを感じさせる音楽。植松伸夫さんは「喜びと悲しみが同居している音楽」と表現していましたが、それってなんだかモーツ
ンチュリーボーイ」などなど、それぞれに違ったカッコよさがありました。ギターって、どのジャンルであっても、憧れを感じさせる楽器だと思うんですよね。 ギターへの入り方にもそれぞれの分野の違いがよくあらわれていたと思いま
いユーモアやアイロニーが込められていると思います。服部さんの演奏はニュアンスが豊か。作品の奥行きを一段と感じさせる演奏で、曲が進むにつれて次第に白熱してゆく様子は圧倒的でした。 佐藤さんは難関として知られるミュ
家たちが昭和ポップスを協奏曲にアレンジしたら……。そんな発想でお届けしたのが、今回の協奏曲シリーズ第3弾。秋を感じさせる昭和の名曲を、3人の豪華ソリストたちとともに協奏曲のスタイルでお届けいたしました。 第1楽章は、「も
が日本のポップスを協奏曲にアレンジしたら……。今回はそんな発想から生まれた実験的シリーズの第5弾。日本の冬を感じさせるポップスの名曲が、本條秀慈郎さん、實川風さん、村治佳織さんの豪華ソリスト陣の演奏で、協奏曲に生まれ
んのおふたりをお招きして、奄美のシマ唄をお楽しみいただきました。 言葉も違えば、歌唱法も独特で、強烈に異文化を感じさせる音楽なのですが、それにもかかわらずどこか懐かしさを感じさせるのがシマ唄の不思議なところ。心の琴
ってきたのではないでしょうか。ウィーンに拠点を移した反田さんが、また新たなステージへと進みつつあることを感じさせる名演だったと思います。 飯尾洋一(音楽ジャーナリスト) コメント(0) 記事URL mixiチェック ツイート 投稿日:2022年
4番「間奏曲」。晩年のブラームスが書いたピアノのための小品です。この時期のブラームスの小品には孤独感や諦念を感じさせる作品が多く、どちらかといえばベテラン・ピアニストが好むレパートリーだと思いますが、若い北村さんは