じきることのできた女優でした。 中でも私が忘れることのできない演技が2003年世界水泳バルセロナで見せてくれた「カミーユ・クローデルの生涯」です。彫刻家ロダンの愛人であり、自らもすばらしい才能を開花させていた彫刻家カミー
。 水の妖精、フランスのヴィルジニ・デデュー これまで「黒猫」に始まり、「ムーランルージュ」で天使と娼婦の二面性を表現し、 「カミーユ・クローデル」で愛を貫き狂気に陥る女流彫刻家の苦悩を表現。 今回はマリリン・モンローが歌った「イッツ・ソ
ンルージュの曲で女性のマリア性と娼婦性を演じわけ、見るものをぞくぞくさせたアーティスト。 今年は女性彫刻家カミーユ・クローデルの内なる世界を見事に演じきりました。 創作への情熱、苦悩、狂気、それらがデデューの体をとおし
うならせるためには、まずわかりやすいことがもとめられるのかもしれませんね。 それにしてもデデューの彫刻家「カミーユ・クローデル」、前半は素晴らしかった。ロダンとの恋、製作への情熱、そして狂気。 それらが見事に表現されていまし