え直後の時期だった。田んぼに張られた水が鏡のように空を反射し、都会の風景の中でキラキラと輝いている。 それが台中を過ぎた辺りになると稲が生長し、田園は緑色の絨毯をひいたようになる。野菜畑の風景と混ざり合いパッチワ
号で向かった 原住民料理と出会った花蓮の夜 台湾一周の旅、列車はいよいよ太平洋に面する台湾東側に入った。 台中や高雄といった都市の風景が続いた西側とは違い、険しい山々が海沿いまで迫り、手つかずの自然や山間に湧き出る