時半 一眠りして目を覚ますと、東の空が明るくなり始めていました 列車は夜のうちにおよそ200キロ近く走りました サボテンの花が咲いています 風景が高原から山岳地帯に変っていました 朝焼けの空のもと、列車は走り続けます
す。 悔しい! 母親は今どんな思いなのでしょうか? 赤じゃないなんてことあっていいんだろうか? しかし気品のある白いサボテンの花って・・・? 驚きと悔しさでいっぱい、こんなにヤキモキしたのは久しぶり…。 「サボテンの花」を口ずさみながら家
同じことをしているではないか! 忙しさを理由にサボテンのことを話し忘れるなんて、どうかしている。 いかん、いかん。 サボテンの花は何色なのだ? 黄色なのか白なのか、それが問題だ。 父と話をつめていくと…わたしと父が見たサボテンは