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2019年2月6日
『騎士竜戦隊リュウソウジャー』会見レポート


一ノ瀬 颯(いちのせ・はやて)
勇猛の騎士、リュウソウレッド/コウを演じる一ノ瀬さんは、「レッドとして1年間頑張ってみんなを引っ張っていきます」と挨拶。昨年の大学の入学式の時に事務所にスカウトされ、本作がデビュー作。「普通の大学生がまさかヒーローになるとは。人生何が起こるかわかりません」と興奮気味に語りました。
好奇心旺盛で怖いもの知らずのコウを演じるにあたり、「コウは肌で感じてすぐに行動に移せるキャラですが、自分は考え込んでなかなか行動に移せない。私生活でもコウのように行動できるよう心掛けています」と役への取り組みを。
また、自分が“守りたいもの”をフリップで発表。「人との繋がり」と書いた一ノ瀬さんは、「人との関わりを大事にしてきたので、いい関係を築け、いい友達に恵まれました。共演者やスタッフの方々との繋がりを大事にして、一丸となっていい作品を作っていけたら」と。最後は、「毎週見てくれる子どもたちに元気と勇気を与えられるよう、僕たち自身も役とともに成長していきたいです。キャスト、スタッフの方々と一丸となって新時代を切り開く史上最高の戦隊にしていきたい」とかっこよくシメしめました。会見中は緊張気味だった一ノ瀬さんですが、キャスト陣から「頑張れ!」と励ましの声がかかり、チーム一丸となる仲の良さをうかがわせてくれました。

綱 啓永(つな・けいと)
叡智の騎士、リュウソウブルー/メルトを演じる綱さんは、「メルトは、いつも冷静でとにかく仲間思い。そんな魅力的なメルトをみなさんに愛していただけるように、頑張っていきたいと思います」と意気込みを。知識欲の塊で努力家のメルトを演じるにあたり、「メルトと僕は仲間思いという共通点を見つけた。これからもっと共通点をみつけて、メルトと啓永をいい感じに繋げたら」と役への取り組みを。
剣と恐竜が好きだという綱さんは、恐竜と騎士がモチーフのリュウソウジャーに「好きなものが合わさっていて、運命感じました」と興奮。変身シーンでは「『うわっ、今変身してる』と興奮しながら撮影しています」と明かし、「かっこいい変身なので、マネしていただけたら」とアピール。
自分が“守りたいもの”は、「睡眠」と回答。「身体の調子は睡眠によるので、1年間のりきるためにも睡眠の時間と質は大事にしたい」と抱負を語りました。

尾碕真花(おさき・いちか)
剛健の騎士、リュウソウピンク/アスナを演じる尾碕さんは、「“楽しむ”と“真剣”を両立させて、メリハリをつけて、しっかり成長できる1年にしたいと思います」と意気込みを。実は怪力の持ち主ながら隠しているアスナを演じるにあたり、「アスナは女子らしくてぶりっこするキャラクター。私は真逆の冷めているタイプなので、ふっきって演じられるよう頑張っています」と役への取り組みを。
撮影中のエピソードでは、爆破シーンでの裏話を。背後で爆破する中を5人で走るシーンの撮影で、男性陣が女性の尾碕さんに合わせてスピードを落として走る予定だったものの、「爆破に驚いたメルトとトワに置いて行かれて…」と2人が猛スピードで疾走!メルト役の綱さんとトワ役の小原さんは、想像以上の爆破の迫力に「必死だったんで」と弁明しました。
自分が“守りたいもの”は、「自分らしさ」と回答。「この1年はすごく濃い時間になると思います。短いようで案外長いと思うので、自分の中に一本軸を立てて、自分らしさがぶれないようにしたいです」と意気込みを語りました。

小原唯和(おばら・ゆいと)
疾風の騎士、リュウソウグリーン/トワを演じる小原さんは、「役のトワと同じく元気で明るくリュウソウジャーを盛り上げていけたら」と誰よりも元気に挨拶。バンバの弟で、負けん気の強いトワを演じるにあたり、「トワは自信があるキャラですが、僕は普段からおとなしめのタイプなので、監督やキャストのみなさんと相談しながら(役を)作っています」と役への取り組みを。
16歳で最年少の小原さんは、最初はメンバーと敬語で話していたそうですが、5人の仲を深めるため「敬語禁止令」が発令。それでも「意識して敬語を使わないようにしているけど、出ちゃう」とはにかむ小原さん。すると、兄バンバ役の岸田さんが、あるエピソードを暴露。敬語を勘違いした小原さんは、それまで「綱くん」と呼んでいたメルト役の綱さんのこと、いきなり「綱」と呼んでしまったことを明かし、会場を笑わせました。
自分が“守りたいもの”は、「トワ」と回答。「僕にしかできない役だと思うので、1年間トワと向き合って役を大切にしていきたい」と思いを語りました。

岸田タツヤ(きしだ・たつや)
威風の騎士、リュウソウブラック/バンバを演じる岸田さんは、「過去に先輩方が演じてきたブラックのイメージや役割を継承しつつ、オンリーのブラックを演じていきたい」と意気込みを。トワの兄で、寡黙で無愛想なバンバを演じるにあたり、「未知の部分があるので、いかに内に秘めてセリフを言うか、意識しています。また、あまり笑わないので、笑うときは意味を持つ。笑うという表現に気を付けて演じていきたい」と役への取り組みを。
自分が“守りたいもの”は、「ルール」と回答。雑誌の取材などで「最初の取材でこんなに仲がいい5人は初めて」とよく言われるほど仲がいいことを明かし、「ロケバスの中でもうるさいので、これはクギをさしておこうと。特に赤と青な!」と喝! 「ルールは守ろう!」と、最年長らしい言葉で話をまとめました。

吹越 満(ふきこし・みつる)
コウたちを家に居候させる古生物学者・龍井尚久を演じる吹越さんは、「尚久は驚いた時、『なぬっ!』というので、それを押していきたいと思います」と流行りフレーズを狙うとのこと。
初めてのスーパー戦隊シリーズ出演となる吹越さんは、「他の番組の取材で写真を撮るとき、『笑ってください』と言われても無理矢理笑うことはできないなと思うこともあるんですが、この番組は見ているのが子どもたち中心だと思うと、自然に笑顔になれるのね。自分がとても素直になっているのを感じています」と、自分の中での変化を。アドリブでセリフを言う時も、「ちゃんと気を付けて入れていかないと、と意識する」そうで、
「俺もこんな優しいとこあったんだ」と続け、笑わせました。
また、会見のリハーサル時、5人がスタッフに「ヒーローのみなさん、ステージにお集まりください」と呼ばれているのを聞いて、「『ヒーローのみなさん』って、うらやましいね」と羨望。自分の衣装の色を確認しながら「これからはリュウソウチャイロ!」と宣言すると、会場も大爆笑でした。