いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ お肉の料理

手早くできる肉野菜炒めは、
野菜がたっぷり食べられる
お助けおかず。
低カロリー高タンパクの
鶏むね肉を使う時には、
少しの工夫でパサつかずに
おいしい炒め物になります。
鶏むね肉は細切りにして
酒の水分をもみ込み、
片栗粉をまぶします。
その後、野菜と一緒に
下ゆでし、あらかた
火を通してフライパンで
さっと炒めて調味すれば、
鶏肉はしっとり、
野菜はシャキシャキに。
“噛んで食べる楽しみ”も
満喫できます。
材料(2人分)
鶏むね肉…100g
キャベツ…80g
にんじん…20g
セロリ…20g
ピーマン…20g
長ねぎ…1/4本
[下味]
 |塩、こしょう…各少々
 |酒…小さじ2
 |水溶き片栗粉
  (片栗粉を同量の水で溶いたもの)
  …大さじ1
[合わせ調味料]
 |砂糖…小さじ1/3
 |酒…大さじ1
 |醤油…小さじ1と1/2
 |酢…小さじ1/2
 |鶏ガラスープ…大さじ1
 |塩、こしょう…各少々
 |片栗粉…小さじ1/4
サラダ油…小さじ1

作り方

1.鶏むね肉は繊維にそって2mm厚さのそぎ切りにしてから、繊維にそって4~5cm長さの細切りにし、下味を順にまぶす。キャベツは4~5cm長さの太めのせん切りにする。にんじん、セロリ、ピーマンは4cm長さの細切りに切りそろえる。長ねぎは斜め薄切りにする。

2.鍋にたっぷりの水を入れて強火にかけ、沸騰前に弱火にし、鶏むね肉を1本ずつほぐして入れる。にんじん、セロリを加えて1分ほどゆで、ピーマン、キャベツを加えて2~3回混ぜ、すべてをざるに上げて水気をきる。

3.フライパンにサラダ油を中火で熱してねぎを炒め、香りが出たら2を加え、合わせ調味料を入れて全体になじむまでさっと炒め合わせる。

ワンポイント!
  • 鶏むね肉は細切りにして
        水分を入れ、片栗粉でガード
    加熱するとパサつきやすい鶏むね肉は、塩、こしょうして酒をもみ込み、肉に水分を含ませる。その後、片栗粉をもみ込めば水分が保たれ、しっとりしやすい。
  • 野菜は同じ長さに
        細く切りそろえる
    野菜は細切りにすることで早く火が入るため、鶏肉が必要以上に加熱されることがない。切りそろえることで野菜に同じように火が入る。
  • 鶏肉は弱火で下ゆでして
        しっとり仕上げる
    下味をつけた鶏むね肉は1本ずつばらしながら下ゆですると、団子にならないので炒める時間が短くなる。弱火で下ゆでするので火が入りすぎず、パサつかない。