いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ お肉の料理

脂身が少なくやわらかくて
食べやすいヒレ肉は、
ちょっとした調理で
さらに噛みやすくなります。
豚ヒレ肉にフォークで穴をあけ、
植物油を塗って冷蔵庫で
ひと晩おくとヒレ肉が
さらにやわらかく。
170℃の揚げ油で、
余熱で火が入ることを考え、
揚げる時間は
たったの2分。引き上げて
2分バットで休ませれば、
肉にじわじわと火が入って
やわらかく仕上がります。
材料(1人分)
豚ヒレ肉…1切れ(40~50g)×3
米油などの植物油…大さじ1
卵…1個
小麦粉、生パン粉、揚げ油…各適量
塩、こしょう…各適量
レモン…適量

作り方

1.豚肉の両面にフォークでたくさん穴をあける。豚肉3切れに米油をもみ込み、バットに3枚を重ね、ぴっちりとラップをかけ、冷蔵庫に入れてひと晩おく。

2.卵をボウルに割り入れ、塩、こしょうをし、サラサラになるまでよく混ぜる。豚肉に小麦粉を薄くまぶし、卵液にくぐらせ、パン粉をしっかりとつけ、余分なパン粉を落とす。

3.170℃に熱した揚げ油に2を入れ、2分揚げて引き上げ、バットに2分置く。器に盛り、好みのつけ合わせを添える。ヒレカツは塩とレモン汁をかけていただく。

ワンポイント!
  • ピンク色をした豚ヒレ肉が
        やわらかい。
    豚ヒレ肉は、後ろ足側を選ぶ。中でも肉の色が薄いピンク色の方(下)が、きめが細かく肉がやわらかい。
  • 肉に穴をあけ
        油を塗り、ひと晩おく
    豚ヒレ肉の両面にフォークでたくさん穴を開けると、繊維が断ち切られる。さらに豚肉の両面に米油を手で塗り、乾燥しないようにラップで包み、ひと晩おくと驚くほど肉がやわらかくなる。
  • 短い時間で揚げ、
        余熱で肉をやわらかく
    揚げ油は高すぎない温度の170℃で2分揚げ、バットに置いて2分休ませる。余熱で火を入れることで肉がやわらかく仕上がる。