いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ お肉の料理

下ごしらえで肉をやわらかく、
火入れでジューシーに仕上げれば
チキンソテーは、驚くほど
おいしくなります。
下ごしらえは、鶏肉の両面に
穴をあけて植物油を塗り、
ラップをして冷蔵庫で
ひと晩おくだけ。
鶏肉は皮目から弱めの中火で
じっくり焼いて、皮が
パリッと焼けたら、
電子レンジでさっと加熱。
余熱で均一に火が入り、
ひと味違うやわらかさに。
パリッと香ばしい皮、ジューシーな
鶏肉に醤油ベースのソースが
からんでご飯がすすみます。
材料(1~2人分)
鶏もも肉(ブロイラー)…1枚
米油などの植物油…大さじ4
玉ねぎの薄切り…1/6個分
バター…15g
粒マスタード…小さじ1
ステーキソース * …50ml
市販のガーリックパウダー…適量
小麦粉…適量
塩、こしょう…各適量

* ステーキソース(作りやすい分量)の作り方…鍋に醤油250ml、白ワイン180ml、水100ml、砂糖100g、鶏がらスープの素(顆粒)8gを入れ、泡立て器で混ぜながら中火にかけ、沸騰する直前に火を止める。
★常温で1ヵ月程度は保存できる。

作り方

1.鶏肉は筋や軟骨を除き、厚い部分を切り開いてならし、繊維に直角に1cm間隔で切り目を入れ、裏返して皮目にフォークでたくさん穴をあける。

2.ボウルに1を入れ、米油などのサラサラした植物油大さじ1を両面にまんべんなく塗り、ぴっちりとラップをかけ、冷蔵庫でひと晩おく。

3.2に薄く小麦粉をまぶす。フライパンを強火で熱し、米油大さじ3を入れてなじませ、余分な油を小さいボウルに取り出す。鶏肉を皮目を下にして入れて中火にし、身に塩、こしょうをふる。香ばしく焼き目がついたら裏返し、身を40秒ほど焼いて取り出し、皮目を上にして耐熱容器に入れる。電子レンジ(600W)で1分20秒ほど加熱する。好みのつけ合わせとともに器に盛る。
※取り出した油は、炒め物などに使用できる。

4.3のフライパンを洗い、中火でバターを溶かして玉ねぎを入れ、少ししんなりするまで炒めて火を止める。粒マスタード、ステーキソースを加えてひと煮立ちさせ、玉ねぎごとソースを鶏肉にかける。ガーリックパウダーをふる。 好みのつけ合わせを添える。

ワンポイント!
  • 鶏肉に穴をあけ、
        植物油を塗ってひと晩おく
    鶏もも肉は、身がやわらかいブロイラーを選ぶ。身を開いて厚みを均一にして切り目を入れ、皮目にフォークでたくさん穴をあけ、縮みを防止し、かつ火を通りやすくする。鶏肉の両面に米油などの植物油を塗り、ぴっちりとラップをかけて冷蔵庫でひと晩おくと肉がやわらかくなる。
  • 皮目は八分、身は二分の
        イメージで鶏肉を焼く
    小麦粉をまぶした鶏肉は皮目から焼き、香ばしくなるまでじっくり焼く。皮目は八分、身は二分のイメージで焼くと肉がやわらかく仕上がる。
  • 肉の内側は、
        電子レンジで加熱する
    火が通りにくい身が厚い部分は、長く加熱して火を通そうと思わず、電子レンジの性質を利用し、さっと身の内側を加熱する。パリッと焼いた皮目がしんなりしないように、皮目を上にし、ラップをかけずに加熱する。