いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ お肉の料理

高たんぱく低カロリーの
鶏むね肉は、ヘルシーな
たんぱく源である一方、
繊維がしっかりしているため、
加熱すると
パサつきやすい肉。
そこで弱火で焼き、
さらにトマトソースで
煮てから火を止め、
余熱で火を通すことで
しっとりとやわらかく
仕上げます。
繊維の適度な歯ごたえも
楽しめるうえ、
トマトソースで
さっぱりといただけます。
材料(2人分)
鶏むね肉…1枚(約300g)
グリーンアスパラガス…2本
マッシュルーム…6個
玉ねぎのみじん切り…1/2個分
にんにく…1片
白ワイン…200ml
ホールトマト…400g
刻みパセリ…適量
ご飯…200g
塩、粗びき黒こしょう…各適量
小麦粉…適量
オリーブオイル…大さじ1
バター…適量

作り方

1.アスパラは根元を切り、片面に細かく斜めに切り目を入れる。マッシュルームは石づきを落とし、笠に切り目を入れる。鶏肉は筋を取り、肉の繊維に沿って斜めに切り目を入れる。両面に塩、粗びき黒こしょうをふり、小麦粉をはたく。

2.フライパンを熱してオリーブオイルを入れて中火にかけ、鶏肉を皮目から入れて1分したら、弱火に落として香ばしく焼く。裏返してもう片面を焼き、色が変わったら、火を止め、じんわり火を入れる。

3.フライパンにバター15gを中火で熱し、つぶしたにんにくを入れ、香りが出たら、玉ねぎを入れて炒め、塩、粗びき黒こしょうをふり、弱火で炒め、しんなりしたら、マッシュルーム、アスパラ、白ワインを入れて煮立て、ホールトマトを加えて弱火にして5分煮る。鶏肉を加えて4分煮てバター15gを加えて1分煮て火を止める。アルミホイルをかぶせて10分そのままおく。器にご飯、鶏肉を盛り、ソースをかけ、パセリを散らす。

ワンポイント!
  • 鶏肉に斜めに
        切り目を入れる
    繊維がしっかりしている鶏むね肉に切り目を入れて、加熱時間を短くする。鶏むね肉を横において左側の斜めの角度に平行に5mm幅で切り目を入れる。
  • 鶏肉は皮目から
        じっくり火を入れる
    加熱するとパサつきやすい鶏むね肉は、皮目を下にして間接的に火を入れ、やわらかく焼く。身側は後で煮るのでさっと火を入れ、色が変わったら火を止める。
  • 鶏肉はソースの煮上がりに
        加え、さらに余熱で火を通す
    焼いた鶏肉にソースの材料を加えて煮ると、肉に火が入りすぎてかたくなってしまう。ソースは別に作り、仕上げに肉を加えて余熱で火を通すと肉がふっくらやわらかくなる。