いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ お野菜の料理

もちもち感のある
手打ちの粉料理は根強い人気。
素朴なおいしさの
すいとんを洋風にしました。
すいとんは、小麦粉に
卵と水をたっぷり加えることで
やわらかいゆであがりに。
具の野菜は下ゆでしてから、
ソースに加えれば、
噛みやすくなります。
クリームソースは、
カレー風味にして軽やかに
仕上げました。
ふんわりとやわらかい
すいとんは、ゆでたてが
格別のおいしさ。
できたてをすぐにどうぞ。
材料(2人分)
[生地(作りやすい分量)]
 |小麦粉…250g
 |卵…2個
 |卵黄…1個分
 |水…250ml
 |塩…ひとつまみ
かぶ…1個
玉ねぎ…1/2個
キャベツ…1枚
ベーコン…1枚
生クリーム…100ml
バター…15g
カレー粉…小さじ1
塩、粗びき黒こしょう…各適量
粉チーズ…適量

作り方

1.生地を作る。ボウルに生地の材料を入れて手でよく混ぜる。250gを取り分け、残りは冷蔵庫で保存する(翌日まで使用できる)。

2.かぶは皮をむき、4~6等分に切る。キャベツは一口大に切り、玉ねぎは縦薄切りにする。ベーコンは斜めに切り目を入れて2cm幅に切る。鍋に湯を沸かし、かぶを入れて1分したら、キャベツ、玉ねぎを加えて30秒ゆでる。ベーコンを加えて色が変わったら、ざるですべてを引き上げる。同じ湯で、生地をゆでる。1の取り分けた生地をスプーンで流し入れ、浮かんできたら、すくい上げ、バットにのせておく。

3.クリームソースを作る。フライパンにバターを入れて中火で熱し、きつね色に色づいたら、2のゆで野菜とベーコンを加える。塩、こしょうを軽くふり、ゆで汁を大さじ2~3を加えて混ぜ、なじんだら、すいとんを加えてざっと混ぜる。生クリーム、カレー粉、味をみて足りなければ、塩少々を加えて、生地が好みのやわらかさになるまで2~3分煮る。器に盛り、粉チーズをかける。

1の余った生地は、ゆでて味噌汁などに入れてもよい。

ワンポイント!
  • 生地は水分を
        多くしてゆるめに
    卵、水を多めに使い、生地をゆるめにする。手からとろりと落ちるくらいにすると、ゆでた時にもやわらかく仕上がる。
  • 野菜とベーコンを
        下ゆでする
    煮る前には野菜とベーコンを下ゆですることで、具がよりやわらかく。煮る時間も短くなる。
  • すいとんを
        下ゆでする
    水分量の多いやわらかい生地なので、沸騰した湯に入れてゆでる。ゆで上がりはふんわりやわらか。湯の温度が低いとかたまらない。