いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ お肉の料理

年代問わず、根強い人気の
ミートボール。
加熱するとかたくなりがちな
ミートボールに、卵とご飯を
加えて、やわらかく仕上げます。
余分なつなぎを入れないことで
肉を食べているという
満足感はたっぷり。
栄養バランスを考えて
ソースに入れる野菜は、
下ゆでや切り込みを
入れて噛みやすく。
うまみとほんのり酸味のある
トマトソースで仕上げれば、
ご飯がすすむ味に。
ひと皿で栄養バランスのよい
「おかずミートボール」です。
材料(2人分)
[ミートボール] 
 |合いびき肉…200g
 |ご飯…60g
 |塩…小さじ1/2
 |こしょう…少々
 |卵…1個
小麦粉…適量
オリーブオイル…小さじ1
パセリのみじん切り…適量
好みのご飯…適量
[パプリカトマトソース]
 |玉ねぎ…1/2個
 |にんじん…1/4本
 |プチトマト…10個
 |グリーンアスパラガス…2本
 |マッシュルーム…6個
 |セロリの茎…4cm
 |にんにくの薄切り…1片分
 |パプリカパウダー…小さじ4
 |白ワイン…200ml
 |ホールトマトの水煮…400g
 |バター…15g
 |塩…適量

作り方

1.ボウルにミートボールの材料を入れ、手で混ぜる。粘りを出さなくても全体が混ざればよい。6等分にして団子状に丸め、小麦粉をまぶす。

2.野菜の下ごしらえをする。玉ねぎは横半分に切り、繊維にそって薄切りにする。にんじんは、皮をむいて5mm幅の薄切りにする。プチトマトはへたを取る。アスパラは根元を切り、片面に斜めに細い切り込みを入れる。マッシュルームは、笠に縦に切り目を数本入れる。セロリは小口切りにする。鍋に湯を沸かし、塩少々、にんじんを入れてゆで、2分たったら、玉ねぎを加える。30秒たったらプチトマトを加え、玉ねぎが透き通ったら、すべての野菜をざるに上げる。

3.パプリカトマトソースを作る。フライパンにバターを中火で熱し、セロリ、マッシュルーム、アスパラを入れて塩少々をふって炒め、バターがなじんだら、2の下ゆでした野菜、にんにくを加えて混ぜ、パプリカパウダーを入れて炒める。香りが出たら、白ワインを注いで煮立てて少し煮、ホールトマトを加え、10分中火で煮る。

4.仕上げる。フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、1を入れて弱火にし、全体に香ばしい焼き目をつける。3の鍋に入れて中火で5分ほど煮る。器に盛り、好みのご飯を添え、パセリをふる。

ワンポイント!
  • ご飯と卵を混ぜて
        ミートボールをやわらかく
    ご飯と多めの量の卵を混ぜ、たねをゆるめに作ると、加熱後のミートボールがやわらかく。余分なつなぎを入れていないので、肉のうまみも楽しめる。
  • 野菜ときのこに
        切り込みを入れる
    筋の多いアスパラは、表面に細かく斜めに切り込みを入れると噛みやすくなり、火の通りもよくなる。口の中ですべりやすいきのこも切り込みを入れれば噛みやすい。
  • 野菜は下ゆでしてから
        煮る
    にんじん、玉ねぎは通常より薄めに切ってゆでて食べやすく。煮る時間も短縮できる。