いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ 魚介類の料理

口に入れると
いかの風味が広がる
ふんわりとした炒め物です。
良質なタンパク源であるいかは、
人気の魚介ながら、
加熱するとプリプリして
噛みにくい食材のひとつ。
植物性タンパク質豊富な
豆腐と合わせて
ミキサーにかけて炒めれば、
ふんわりとおいしく
ヘルシーに楽しめます。
いかは生なので、中火で
じっくり炒めて火を通すこと。
いかと豆腐のうまみが
凝縮して、おいしくなります。
材料
いか(刺身用)…75g
木綿豆腐…1/2丁(約200g)
ロースハム…1枚(約15g)
卵白…2個分
卵黄…1個分
鶏スープ…50ml
水溶き片栗粉…大さじ1と1/2
[合わせ調味料]
 |鶏スープ…100ml *
 |酒…小さじ2
 |こしょう…少々
 |砂糖…小さじ1/4
 |塩…小さじ1/5

* 市販の鶏ガラスープの素(顆粒)をパッケージの表示の通りに水でのばして100mlにする。

作り方

1.豆腐は水きりをして一口大に切る。ハムは細かいみじん切りにする。いかは細かい角切りにする。合わせ調味料の材料を混ぜ合わせる。

2.ミキサーにいか、豆腐を入れ、合わせ調味料の1/3量を加えて回し、なじんだら、残りの合わせ調味料、卵白を入れてミキサーになめらかになるまでかける。

3.フライパンに鶏スープを入れ、2を流し込み、中火でやさしく炒める。ボコボコと沸くくらいまで火を入れて、水溶き片栗粉を加えて混ぜ、器に盛る。ハムを散らし、真ん中に窪みをつけ、卵黄をのせる。

ワンポイント!
  • いかに豆腐を
        混ぜてやわらかく
    夏が旬のいかは、加熱するとプリプリして噛みにくい魚介。豆腐といっしょにミキサーにかければ、やわらかく。
  • つなぎの卵白で
        ふんわりと
    豆腐とのつなぎに卵白を使うと、ふんわりと仕上がる。卵白も良質なタンパク源。
  • 水溶き片栗粉で
        食べやすくまとめる
    いかは生なので、しっかり火を入れる。水溶き片栗粉を加えて、強火だと焦げやすいので、中火でしっかり火を入れてふわふわに。