いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ 魚介類の料理

魚は良質なたんぱく源。
焼き魚で楽しむだけでなく、
炒め物にすると手軽に
ご飯に合う魚料理になります。
身がやわらかい白身魚は、
下味をつけてから
加熱すると、身が割れず、
しっとりと仕上がります。
緑黄色野菜のブロッコリー、
繊維質の多いしめじは
下ゆでして組み合わせて、
栄養バランスの
よいおかずに。
噛むと、ご飯がすすむ
しっかり味の調味料が
ブロッコリーから
あふれます。
材料
白身魚の切り身(あいなめ、かれい
 など)…150g
[下味]
 | 溶き卵…小さじ1
 | 塩…小さじ1/3
 | こしょう…少々
 | 片栗粉…小さじ1
 | サラダ油…大さじ2
ブロッコリー…100g
しめじ…30g
長ねぎ…20g
生姜の薄切り…2~3枚
[合わせ調味料]
 | チキンスープ * …20ml
 | 塩…小さじ1/2
 | 鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ1/5~1/4
 | 砂糖…小さじ1/4~1/3
 | 片栗粉…小さじ1弱
 | ごま油…小さじ1
塩…少々
酒…小さじ2
サラダ油…適量

* プロのチキンスープを手軽に!…鍋に1リットルの水、豚ひき肉100gを入れて一度沸かし、アクを取りながら、ごく弱火で30分ほど炊く。スープの量が2/3になったら、市販の鶏ガラスープの素(顆粒)小さじ1を入れて溶かし、ざるでこす。冷凍で1ヵ月半保存できる。

作り方

1.ブロッコリーは小房に分ける。しめじは石づきを切り、ほぐす。ねぎは1cm幅の斜め切りにする。白身魚は大きめの一口大に切り、下味の材料を混ぜ合わせてからもみ込み、10~15分おく。

2.鍋にたっぷりの湯を沸かし、サラダ油小さじ1、塩を入れ、ブロッコリー、しめじを入れ、ブロッコリーが好みのかたさになるまでともにゆでて取り出し、ざるに上げる。合わせ調味料の材料を合わせておく。

3.フライパンにサラダ油大さじ1、1の白身魚を入れ、中弱火でゆすりながら、両面に香ばしく焼き色をつけ、ペーパータオルを敷いたバットに取り出す。

4.フライパンをきれいに拭き、サラダ油大さじ3、生姜を入れて中火で炒め、香りが出たら、ねぎ、2を加えて炒め、油が全体に回ったら、3を加えて酒を入れ、合わせ調味料を少しずつ加えて混ぜ、とろみが出たら火を止める。

ワンポイント!
  • 身のやわらかい
        白身魚を主役の具に
    青魚などにくらべて加熱しても身がやわらかく仕上がる白身魚。噛みやすくあっさりとしているため、たんぱく源として積極的に使いたい。
  • 白身魚に下味をつけて
        加熱からガード
    白身魚はそのまま炒めず、卵と片栗粉が入った下味をもみ込んでから加熱すると、身がしっとりとやわらかく仕上がる。
  • ブロッコリー、しめじは
        炒める前に下ゆでする
    茎がかたいブロッコリーは、炒める前に好みのやわらかさに下ゆでしておく。しめじも一緒に下ゆでする。