いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ 魚介類の料理

弾力のあるいかは、
噛みにくい食材のひとつ。
切り込みを入れることで
上手に食べられると
噛める喜びを取り戻す
きっかけになる食材でもあります。
夏においしいいかを
ヘルシーに味わい
軽やかに楽しめるように
少ない油で炒める料理に。
野菜は好みのかたさに
下ゆでしておきます。
味つけは、塩をベースに
ほんのりスパイシーに。
暑い夏には、食欲が湧きます。
材料
もんごういか…100g
[下味]
 | 溶き卵…小さじ1
 | 塩…少々
 | こしょう…小さじ1/2
 | 片栗粉…小さじ1/2
 | サラダ油…大さじ1
グリーンアスパラガス…70g
じゃがいも…60~70g
パプリカ…30g
[A]
 | 塩…2g
 | 一味唐辛子…少々
 | 五香粉、こしょう…各ごく少々
塩…少々
サラダ油…適量

作り方

1.いかは薄皮をむき、内側に細かく格子状に切り目を入れ、一口大に切る。かたい端の部分は使わない。下味の材料を混ぜ合わせてから、いかにもみ込む。

2.アスパラは根元を切り、両面に斜め1~2mm幅の切り目を入れ、3~4cm長さに切る。パプリカは2cm幅に切る。じゃがいもはよく洗い、皮つきのまま4~5cm長さ×1cm角の棒状に切る。Aは混ぜ合わせておく。

3.鍋にたっぷりの湯を沸かし、サラダ油小さじ1、塩を入れ、じゃがいもを好みのやわらかさになるまでゆでて取り出し、ざるに上げる。同じ湯にアスパラを入れ、1分したら、パプリカを加えて好みのかたさになるまでゆでる。フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、いかを入れ、フライパンで両面を焼く。丸まってきたら、ペーパータオルを敷いたバットに取り出す。

4.3のフライパンを軽く拭き、アスパラ、じゃがいも、パプリカを入れ、中弱火で空炒りする。野菜が温まったら、いかを加えて炒め、Aをふり、全体に混ぜ合わせる。

ワンポイント!
  • いかは格子状に切り目を入れ、
        一口大に切り、下味をもみ込む
    いかは、内側に格子状に切り目を入れることで、火が入りやすくなるので、加熱時間を短くできる。下味の溶き卵をもみ込んでから加熱すると、やわらかく仕上がり、歯も入りやすい。
  • アスパラは切り目を
        入れて繊維を断つ
    繊維が多いアスパラは、両面に斜め1~2mm幅の切り目を入れ、口幅に合った3~4cm長さに切ることで噛み切りやすくなる。
  • 野菜は
        下ゆでしてから炒める
    でんぷん質の多いじゃがいもは炒めるとおいしい野菜。野菜はそれぞれ、好みのかたさに下ゆでしてから、仕上げにサッと炒め合わせる。