いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ ご飯・麺の料理

さっと炊いて白菜の味と
香りをとじこめた一品です。
白菜は香りを生かすため、
強火でさっと炊いて
仕上げます。
白菜はかたい芯を先に入れ、
葉より長く煮て
食べやすいやわらかさに。
鍋に煮汁を入れ、煮立ったら、
芯を入れて強火で1分煮て、
すぐに葉を入れ、しんなりしたら
でき上がりです。
適度な食感は、
噛む力を養うだけでなく、
おいしさにつながり、
食欲をわかせます。
やわらかいほうが
食べやすい方は、
味見をしながら、
好みのかたさに煮てください。
材料
白菜…大2枚
油揚げ…1/2枚
<煮汁>
 | だし汁…1と1/2カップ
 | 薄口醤油…大さじ2
 | 酒…大さじ1
 | 塩…ひとつまみ
柚子こしょう…適量

作り方

1.油揚げは直火でこんがり香ばしい焼き色がつくまで焼き、縦半分に切って細切りにする。

2.白菜は根元を除き、芯と葉を切り離す。葉はざく切りにし、芯は繊維に沿って2~3cm幅の細切りにする。

3.鍋に煮汁の材料を入れて火にかけ、煮立ったら、白菜の芯を入れて強火にし、1分煮て葉を加え、葉がしんなりしたところで火をとめ、柚子こしょうをのせ、香りを移す。

ワンポイント!
  • 白菜はかたい芯と
        やわらかい葉を分けて
    まずはかたさの違う芯と葉を分け、時間差で加熱するという意識をもつことが重要。白菜は繊維に沿って細切りにする。
  • 白菜は口の幅に合わせて
        細切りにする
    白菜は、芯と葉に分けて調理する。かたい芯は葉より先に煮て時間差をつけると、同時に仕上がる。
  • 白菜は芯と葉を
        時間差で煮てやわらかく
    白菜は、まず芯を煮てから、葉を加える。芯は煮立った煮汁に入れて約1分を目安に強火で煮て、少し透き通ったら、葉を時間差で加えると、野菜のうまみも香りも閉じ込められる。