いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ ご飯・麺の料理

肉じゃがのおいしさは
大人になるほど、わかるもの。
ほっくり煮えたじゃがいもと
煮汁がからんだやわらかい肉は
食べ飽きないおいしさ。
かたいじゃがいもやにんじんは
小さめの乱切りにして、
豚バラ肉のうまみを
吸わせながら煮ます。
牛肉は別鍋でさっと煮て、
やわらかく仕上げます。
うまみだしとして使った豚肉は
葉野菜と和えて、副菜に。
サラダ風にいただきます。
材料
じゃがいも…大2個
玉ねぎ…1個
にんじん…1/2本
豚バラ薄切り肉…100g
牛肩ロースしゃぶしゃぶ用肉…100g
<A>
 |だし汁…3カップ
 |醤油…大さじ2
 |酒…大さじ3
 |みりん…大さじ1
砂糖…大さじ2
<すき焼きだれ>
 |だし汁…大さじ4
 |醤油…大さじ2
 |酒…大さじ2
さやいんげん…3本
サラダ油…小さじ1
ごま油…小さじ1

作り方

1.じゃがいもは皮をむいて8つに乱切りにする。にんじんはじゃがいもより小さめの乱切りにする。玉ねぎは8つにくし形切りにして、さらに3つに切る。豚肉は1枚を3つに切る。

2.鍋にサラダ油、ごま油を入れて中火で熱し、豚肉を入れて炒め、肉の色が変わったら玉ねぎを加える。玉ねぎが少ししんなりしたら、じゃがいも、にんじんを加える。しっかり油を回しながら炒め、じゃがいもに火が通り、透き通り始めたら、Aを加えて煮立たせ、砂糖を加えて再度煮立たせ、落としぶたをして2~3分煮る。落としぶたを取り、7~8分煮る。

3.別の鍋に湯を沸かし、いんげんをやわらかめにゆで、斜めに4~5つに切る。鍋にすき焼きだれの材料を入れて煮立たせ、牛肉を1枚ずつくぐらせ、色が変わったらすぐに引き上げる。

4.器に3の牛肉、2の野菜を盛り、いんげんをちらす。

MEMO: 豚肉は野菜と合わせてサラダ仕立てに。せん切りにしたレタスや食べやすく切った水菜の上に豚肉をのせ、和風ドレッシングをかける。

ワンポイント!
  • 野菜は小さめに切り、
        食べやすく
    じゃがいもは女性でも食べやすいように小さめの乱切りにする。表面積が広い切り方なので火が入りやすく、その分、やわらかく煮える。じゃがいもよりかたいにんじんは、さらに小さめに切る。
  • 野菜をやわらかく煮ると同時に
        豚肉のうまみを含ませる
    野菜がやわらかく煮える間に、肉がかたくなってしまうため、豚肉は野菜をおいしくするだしとして使用。しっかり油で炒めてから、甘辛い煮汁で煮て、野菜に豚肉のうまみを含ませる。
  • 牛肉はさっと火を通し
        やわらかくふっくらと
    具となる牛肉は、濃いめのすき焼きだれにくぐらせて、牛肉のうまみを逃がさず、やわらかく仕上げる。