いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ ご飯・麺の料理

暑い夏に食べやすい麺料理。
具だくさんのつけ麺なら、
食欲が落ちがちな時季の
栄養補給に役立ちます。
蕎麦は、乾麺を半分に折って
一口で食べやすい
7~8cm長さに。
やわらかめにゆでれば、
噛みやすくなります。
具には、低カロリーで
高たんぱくの鶏ささ身と野菜を。
鶏ささ身は、そぎ切りにして
片栗粉をまぶしてゆでると
つるりと食べやすく
しっとりと仕上がります。
大根とアスパラには
蛇腹に切り目を入れて噛みやすく。
つゆにとろみをつければ、
蕎麦にからみやすくなります。
材料
蕎麦(乾麺)…100g
鶏ささ身…2本
片栗粉…大さじ2
グリーンアスパラガス…2本
大根…100g
<蕎麦つゆ>
  |醤油…1/4カップ
  |みりん…1/4カップ
  |削り節…1/2カップ(10g)
  |水…1と1/2カップ

作り方

1.小鍋に醤油、みりん、削り節を入れて中火にかけ、2分煮立て、万能こし器でこして鍋に入れ、分量の水を加えておく。

2.鶏ささ身はそぎ切りにする。アスパラは表裏に蛇腹に切り目を入れて4cm長さに切る。大根はアスパラと同じ太さの1cm角の棒状に切り、同様に蛇腹に切り目を入れて5cm長さに切る。

3.1を煮立てて2の大根を加え、3分経ったらアスパラも入れて7分煮る。2の鶏ささ身に片栗粉をまぶして1枚ずつ加え、1分ほど煮て火を通して、蕎麦つゆにとろみをつける。

4.別の鍋に5カップの熱湯を強火で沸かし、長さを半分に切った蕎麦を広げ入れてゆでる。再沸騰したらよくかき混ぜ、強めの中火で表示の倍の時間ゆでる。途中、吹きこぼれそうになったら水1/2カップを加える。冷水にとって麺同士をこすりながら洗い、ぬめりをとる。充分に水気をきって引き上げ、器に盛る。3を添え、蕎麦をつけながらいただく。

ワンポイント!
  • *アスパラと大根に
       蛇腹の切り込みを入れる
    アスパラはかたい筋が残りやすいので、噛み切りやすいように表裏に蛇腹で細かく切り目を入れて4cm長さに切る。大根は1cm角の棒状に切って、同様に切り目を入れて5cm長さに。ゆでる時には、大根を先に入れ、アスパラと時間差をつける。
  • *鶏ささ身はそぎ切りにして
       片栗粉をまぶす
    鶏ささ身は、噛みやすいよう薄めのそぎ切りにして薄く片栗粉をまぶす。蕎麦つゆの中でゆでると汁にとろみがつき、パサパサしがちな鶏ささ身もしっとりと仕上がる。
  • *乾麺は手で折り
       長さを半分に
    乾麺を2等分すると、長さは約7~8cm。箸で持ち上げれば、ふたつに折れてしなり、ちょうど口幅(3~4cm)になり、すすりやすい長さになる。