いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ お野菜の料理

チャーハンは、幅広い年代から
根強い人気のご飯もの。
パラパラに炒めたご飯が
チャーハンのおいしさのうちですが、
そのご飯がかたくて
噛みにくいと感じたら、
あんかけをかければ、
おいしく楽しめます。
とろりとしたかに卵あんで
ご飯が口の中でまとまり、
飲み込みやすくなります。
あんに彩りを添える野菜類は、
粗みじん切りにしてから
やわらかくゆでて、あんに加えます。
しっとりとした食感でも
チャーハンを食べた
満足感はたっぷりです。
材料
やわらかめに炊いたご飯…200g
ピーマン…1個
にんじん…30g
長ねぎ…1/4本(20g)
卵…1個
塩…2つまみと小さじ1/4
醤油…小さじ1
ごま油…大さじ1
<カニ卵あん>
 |卵…1個
 |かに風味かまぼこ…3本
 |<あん>
  |水…1/2カップ
  |ごま油…小さじ1
  |醤油…小さじ1
  |こしょう…少々
  |片栗粉…小さじ2

作り方

1.ピーマン、にんじんは5mm角に切って、3分ほどやわらかくゆでる。長ねぎも5mm角に切る。

2.やわらかめに炊いたご飯に溶き卵、塩2つまみを加え、均一に黄色くなるまでよく混ぜる。さらに、1を加えてよく混ぜる。

3.直径26cmのフライパンにごま油を中火で熱し、2を広げて1~2分焼きつける。上下を返して30秒混ぜながら炒め、そのまま30秒おく。また30秒混ぜながら炒め、30秒そのままおくを繰り返し、全体がパラパラになったら塩小さじ1/4、醤油を加えて器に盛る。

4.かに卵あんを作る。かに風味かまぼこは2cm幅に切り、卵とよく混ぜる。 直径約15cmの鍋にあんの材料を入れ、中火にかけてよく混ぜながらとろみをつける。卵液を少しずつ中央から全体に回し入れ、大きく混ぜてやわらかなかき卵にし、3にかける。

ワンポイント!
  • *野菜は大きさを
       そろえて切る
    ピーマン、にんじんは5mm角に切ってやわらかくゆでておく。長ねぎも5mm角に切る。小さすぎても口の中でまとまりにくいため、5mm角がちょうどよい大きさ。
  • *ご飯はパラパラに炒めると
       あんがからみやすい
    ご飯はパラパラに炒めて表面の水分を軽くとばすと、あんがからみやすい。ご飯に火を入れすぎると卵がかたくなるため、少しやわらかいかなと思ったところで火を止める。
  • *とろみのあるあんで
       ご飯をまとまりやすくする
    あんのとろみがご飯をまとめ、口中でかたまりを作りやすくするため、飲み込みやすくなる。飲み込みが気になる方は、ご飯だけでなく、汁物やおかずにもとろみをつけると安心。