いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ お野菜の料理

緑黄色野菜のほうれん草は
ゆでるととろけるように
やわらかくなるので、
食べやすく、少量でも
効率的に栄養がとれる点から、
おすすめの葉野菜です。
合わせる具には、
短時間で火が通る長芋を。
ホクホクとした食感が残る上、
ほどよい水分が残り、
口中で塊を作りやすいため、
食べやすく滋養もあります。
温泉卵をくずして
ソース代わりにからめながら
食べることでマヨネーズを
使うよりもヘルシーに。
チーズで香りのアクセントをつけ、
ほんのり酸味がきいた醤油味は
年齢が高い方にも食べやすい
味つけです。
材料
ほうれん草…1/2束(正味100g)
長芋…100g
温泉卵(市販のもの)…1個
粉チーズ…大さじ2(12g)
<A>
|醤油…小さじ1
|酢…小さじ1
|みりん…小さじ1

作り方

1.ほうれん草は根元を切り落とす。鍋に5カップの湯を沸かしてほうれん草を3分ゆで、冷水にとって水気をきり、2cm長さに切る。

2. 長芋は2cm長さ×1cm角の棒状に切る。3カップの熱湯で長芋を5分ゆで、ざるに上げる。

3.器に12を盛って温泉卵をのせ、粉チーズをふって混ぜ合わせたAをかける。食べる直前に卵をくずして、ざっくりと混ぜる。

ワンポイント!
  • *ほうれん草のかたい根元を切る

    ほうれん草は、根元のかたい部分を切り落とす。小松菜と違い、ゆでるととろけるようにやわらかくなるので、食べやすい。できれば茎の細い、葉のやわらかいものを選ぶ。

  • *ほうれん草は、3分間ゆでて
       2cm長さに切る
    ほうれん草は、葉も茎もやわらかくなるまで3分ゆで、冷水にとって水気をしぼってから、口中で塊を作りやすい2cm長さに切る。
  • *長芋は2cm長さ×1cm角に切り、
       2分間ゆでる
    長芋もほうれん草と同じく2cm長さの棒状に切ると食べやすい。火が通りやすいので、5分ゆでれば、ホクホクとやわらかくなる。