いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ お野菜の料理

春の定番サラダとして
人気のコールスロー。
キャベツは、食べやすい
大きさの角切りにし、
アスパラは、筋を断つように
斜めに切り込みを入れてから、
やわらかくゆでます。
ツナやマカロニを加えて
ボリュームを出し、
栄養バランスも考えました。
ドレッシングは、なじみのある
マヨネーズを使います。
意外にマヨネーズと相性のよい
大根おろしを合わせれば、
油脂の量が控えられるだけでなく、
口の中で塊を作りやすく、
飲み込みやすくなります。

材料
キャベツ…2枚(100g)
グリーンアスパラガス…4本(100g)
マカロニ…30g
塩…8g(ゆで湯の0.8%)
<A>
|ツナ缶詰…小1缶(80g)
|マヨネーズ…大さじ2
|はちみつ…小さじ1 
|塩、こしょう…各少々

作り方

1.キャベツは芯、かたい葉脈を除き、3cm角に切る。アスパラは、表裏に蛇腹に切り目を入れて2cm長さに切る。

2.鍋に約5カップの湯を沸かして塩、マカロニを入れ、パッケージに表示されたゆで時間の1.5~2倍の時間でゆでる。ゆで上がったら、網じゃくしなどですくい出して水気をきり、長さを半分に切る。

3.2のマカロニをゆでた湯で1を4分ゆで、ざるに上げて手早く冷ます。

4.Aのツナの缶汁をよくきり、ほかの材料とよく混ぜ合わせ、23と和える。

MEMO: 生のキャベツのせん切りは、高齢者には口中で塊が作りにくく、食べにくい。
とんカツなどのつけ合わせにするときも、上記のように角切りにしてゆでると食べやすい。 キャベツはやわらかい春キャベツでお試しください。

ワンポイント!
  • *キャベツの葉は3cm角に切る
    キャベツの芯は必ず除き、葉脈の太くてかたい部分も取り除いて、3cm角に切る。
  • *アスパラは
       蛇腹に切り目を入れる
    アスパラは筋があり、長くゆでても筋が残りやすい。噛み切りやすいように表裏に蛇腹で細かく切り目を入れ、2cm長さに切る。
  • *マカロニはやわらかく
       ゆで、半分に切る
    マカロニもふつうにゆでるとかたく感じるので、やわらかくゆでる。具の大きさをそろえた方が食べやすいので、アスパラと同じくらいに切る。