いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ お肉の料理

ハンバーグやメンチカツをはじめ、
ひき肉を使った
洋食のメニューは
幅広い年代から人気です。
このメンチカツは、噛みやすく、
飲み込みやすい工夫をした結果、
肉の風味も楽しめる
ヘルシーな仕上がりです。
たねのひき肉には、同じ量の
木綿豆腐を混ぜてふんわりと
やわらかく、かくし味の味噌で
うまみを補っています。
パン粉は、義歯と歯茎の間に
はさまると痛いので、
万能こし器で細かくしています。
細かくすることで
油の吸収が抑えられ、
冷めても油っぽくならず、
食べやすく仕上がります。
材料
<A>
|豚ひき肉…100g
|木綿豆腐…80g
|玉ねぎのみじん切り…30g
|味噌…大さじ1/2
|こしょう…少々
卵…1個
パン粉…1と1/2カップ
牛乳…大さじ1と1/2
小麦粉…大さじ6
揚げ油…適量
中濃ソース…適量
湯むきしたトマト、パセリ…各適量
作り方

1.パン粉は万能こし器でこし、細かくする。ボウルに卵を割りほぐす。

2.別のボウルにA、卵液大さじ1、1のパン粉のうち1/6量を入れ、2分ほど、よく練り混ぜる。6等分し、キャッチボールをするようにして空気を抜き、俵形に形作る。

3.残った卵液に牛乳を加えて混ぜ、さらに小麦粉を加えてよく混ぜる。

4.23をよくからめ、大きめのバットに広げた残りのパン粉の上に乗せ、押さえながら衣をつける。

5.フライパンに1cm深さに揚げ油を注いで火にかけ、170~180℃で6~7分かけて、スプーンで油をかけながら揚げる。途中で上下を返す。

6.器に盛り、中濃ソースをかけ、くし形に切った湯むきトマト、パセリを添える。

ワンポイント!
  • *パン粉を細かくする
    パン粉は義歯と歯茎の間にはさまらないよう、万能こし器に入れ、スプーンで押さえて砕く。口当たりがソフトになり、油の吸収が抑えられるので、冷めても油っぽくならない。
  • *たねに豆腐を加える
    ひき肉に豆腐を加えると、加熱してもしっとりとやわらかい。味噌を加えて、うまみをアップ。
  • *俵形にまとめる
    口にすっと入り、噛みやすい大きさに。直径2.5cm、長さ4cmぐらいの俵形にまとめる。