いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ お肉の料理

夏にはカレーというように
スパイスや香味野菜の香りは
食欲をそそります。
暑くて食欲が落ちる夏には
味つけにうまく取り入れ、
おいしく食事を楽しみましょう。
カレーの風味と相性がよい
かぼちゃを茶巾にして
食べやすくしました。
鶏ささ身は、片栗粉をまぶして
さっとゆで、冷水で必要以上に
火が入らないようにします。
片栗粉の膜が鶏肉を包んで、
肉がパサパサになりません。
ご飯に添えるだけでなく、
そうめんや中華麺にも
よく合います。
材料
かぼちゃ(皮と種をのぞいたもの)
…1/8個 (正味200g)
鶏ささ身…2本(80g)
片栗粉…小さじ2
<かぼちゃの下味>
|塩…少々
|砂糖…小さじ1
|牛乳…大さじ2~3
<カレーあん>
|塩…小さじ1/2
|みりん…大さじ1
|カレー粉…小さじ1/4
|水…1カップ
|サラダ油…少々
|片栗粉…小さじ2


作り方

1.  鍋にカレーあんの材料を合わせて中火にかけ、混ぜながら煮立てる。とろみがついたら火からおろして粗熱をとり、冷蔵庫で冷やす。

2. かぼちゃは2cm角に切り、耐熱の器に並べ入れ、ふんわりラップをかけ、600Wの電子レンジで5分加熱する。熱いうちにつぶして下味の材料を加えてよく混ぜ、4等分してラップに包み、茶巾形にしぼる。

3.  鶏ささ身は観音開きにしてから、斜めに細切りにし、片栗粉をまぶす。

4.  鍋に2カップの熱湯を沸かし、3を入れたらすぐ火を止め、箸でゆるやかに動かしながら1分~1分30秒火を通し、冷たい水にとって水気をきる。

5.  器に2のかぼちゃを盛り、14を加えてひと混ぜしてかける。

ワンポイント!
  • *かぼちゃは熱いうちに
    つぶして調味料を混ぜ合わせる
    電子レンジで加熱し、かぼちゃは、熱いうちにつぶして調味料を加える。味つけも熱いうちにするとまんべんなく味が混ざる。
  • *鶏肉に片栗粉をまぶす
    鶏ささ身は脂肪分が少ないため、加熱するとパサパサしがち。片栗粉をまぶしておくと、ゆでてもパサつかない。
  • *火を止めてから鶏ささ身を入れ、
    熱湯で1分ゆでて、火を通す
    鶏ささ身は火の通りが早いので、余熱で火を入れるイメージで。湯が沸騰したら火を止めてから鶏ささ身を入れ、1分~1分30秒、箸でゆらすように火を入れたら、すぐ氷水にとって冷ますと食感よく仕上がる。