いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピ お肉の料理

煮汁の味をたっぷり含んで
ひんやりおいしい冷やし鉢には
からだの熱を取るとされる
とうがんも具のひとつとして
おすすめです。
長めに煮ればとろりと
やわらかくなるので
食べやすい野菜です。
火を入れるとポロポロしやすい
鶏ひき肉は、食べやすい
小さめの肉団子にして
とうがんと合わせます。
へこみを作り、さっとゆでることで
やわらかく仕上げます。
とろみをつけた煮汁は、
さわやかな生姜風味。
食欲を刺激します。
材料
とうがん(皮とわたをのぞいたもの)
…正味300g
生姜のせん切り…1/2かけ分
片栗粉…小さじ2
<煮汁>
|水…1と1/3カップ
|塩…小さじ1/2
|醤油…少々
|みりん…大さじ3
<鶏団子>
|鶏ひき肉…100g
|小麦粉…大さじ2
|木綿豆腐…50g
|味噌…小さじ2


作り方

1.  とうがんは3cm角に切る。直径20cmの鍋に煮汁を沸騰させ、とうがんを並べ入れる。ふたたび煮立ったら弱火にし、ぬらしたペーパータオルをかぶせてふたをし、20分~25分煮る。

2. 鶏団子の材料をボウルに入れてよく練り混ぜ、12等分して丸め、中央をへこませる。2カップの熱湯で5分ゆでてざるに取り粗熱をとる。

3.  1のとうがんを煮汁から引き上げ、2の鶏団子と一緒にバットに並べ、冷蔵庫でよく冷やす。

4. 粗熱がとれたとうがんの煮汁に生姜のせん切り、片栗粉を加えて中火にかけて混ぜ、とろみがついたら火からはずし、粗熱をとって冷蔵庫でよく冷やす。

5.  器に3を盛り、4をかける。

ワンポイント!
  • *とうがんはペーパータオルをかぶせて じっくりやわらかく煮る
    20分~25分ほど煮ればやわらかくなるとうがんは、食べやすい野菜。ペーパータオルを落としぶたの代わりにし、少ない煮汁の味を全体に行き渡らせる。煮ている間にとうがんがやわらかくなるので、木の落としぶたよりも軽いペーパータオルがおすすめ。
  • *鶏肉団子は中央をへこませ
    さっとゆでる
    鶏肉団子は食べやすく小さく丸め、中央をへこませ、火の通りをよくする。煮すぎると肉が固くなるので、ゆで時間は5分。
  • *煮汁に
    とろみをつける
    煮汁がのどに勢いよく流れてせきこむのを防ぐためにとろみをつけるとゆるやかに流れるので、飲み込みやすい。