いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピお肉の料理

肉を具にした和え物です。
ゆがいてさっぱりやわらかく
仕上げた牛肉とアスパラガスを
梅干しと味噌を合わせた衣で和えます。
牛薄切り肉は、1リットルの湯を
完全に沸かし、1カップの水を加えて
75~80℃にした湯でゆがくと
しっとり仕上がります。
豚肉でも同じですから、
覚えておくと重宝します。
繊維の多い野菜は、斜めに細かい
切り込みを入れ、やわらかくゆでて
口に入りやすい切り方にしておきます。
仕上げに食欲をそそるアクセントも肝心です。
なじみの味噌に、梅干しの酸味を
加えれば、さっぱり食べやすくなります。


材料
牛薄切り肉(しゃぶしゃぶ用) … 100~150g
小麦粉 … 大さじ1
グリーンアスパラガス … 6本(150g)
塩 … 小さじ2
<和え衣>
|サラダ油 … 大さじ1
|梅干し … 1/2個(5g)
|味噌 … 小さじ2
|水 … 大さじ1
作り方

1. 梅干しは種を取り、細かくたたく。ボウルに和え衣の材料を入れて混ぜ合わせる。

2. 牛肉は5cm幅に切り、小麦粉を指先でざっとまぶす。鍋に1リットルの熱湯を沸かし、完全に沸騰したら1カップの水を入れて温度を75~80℃に下げ、牛肉を湯に入れて火を止め、箸でゆるやかに動かしながら2~3分火を通す。ざるにとって粗熱をとる。

3. アスパラガスは根元を1cm切り落とし、蛇腹に切り目を入れて2cm幅に切る。別鍋に1リットルの熱湯を沸かして塩を加え、2分ゆでてざるにとり、手早く冷ます。

4. 123を加えて和える。

ワンポイント!
  • *牛肉に小麦粉をまぶす
    小麦粉が牛肉の表面に膜を作って油分や水分を逃さず、しっとりと仕上げる。混ぜすぎると、だまになるので、指先でざっとまぶす程度でよい。
  • *温度を下げた湯で2~3分火を通す
    100~150gの牛肉をやわらかく仕上げるには、1リットルの沸騰した湯に1カップの水を加えて75~80℃の適温にしてから、肉を湯がく。火を通しすぎるとかたくなるので、湯の中で箸をゆるやかに動かし、2~3分火を通したら、ざるにとる。
  • *アスパラガスは蛇腹に切ってゆでる
    繊維のかたいアスパラガスは、斜めに細い切り目を蛇腹に入れてから、熱湯でやわらかくなるまでゆで、口にはいりやすい長さに切る。
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