いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピお野菜の料理

和え物は、
合わせる食材のかたさが違っても
咀嚼回数(噛んで飲み込むまでの
噛む回数)を同じくらいにすれば
食べやすくなります。
かたいきゅうりとやわらかい海老は、
同じくらいの大きさに切ります。
きゅうりに蛇腹の切り目を入れ、
塩水に漬けてしんなりさせれば、
ぐんと食べやすくなります。
海老は身に細かく切り目を入れて
片栗粉をまぶしてゆでると
つるんと飲み込みやすくなります。
全体をまとめる和え衣は、
一度煮立てて酢の酸味をやわらげ、
とろみをつけ、まとまりやすくしています。

材料
海老(殻つき) … 6尾
片栗粉 … 大さじ1
きゅうり … 2本
塩 … 小さじ1
水 … 1/2カップ
<和え衣>
|塩 … 小さじ1/2
|みりん … 大さじ1
|酢 … 大さじ1
|水 … 1/3カップ
|片栗粉 … 小さじ2
大根 … 200g(おろして90g)
作り方

1. 和え衣の材料を小鍋に合わせ、中火にかけてよく混ぜながら煮立て、とろみがついたら火からはずして粗熱をとる。

2. 大根はすりおろし、ペーパータオルを敷いたざるに入れ、10分ほどおいて水気をきる。

3. きゅうりは蛇腹に切り目を入れ、長さ2cmに切る。ボウルに分量の水、塩を加えて混ぜ、きゅうりを加え20分ほどおく。

4. 海老は尾と殻をむき、腹から開いて包丁で細かく切り目を入れ、3つに切り、片栗粉をまぶす。熱湯に海老を入れたら火を止め、箸でゆるやかに動かしながら1~2分火を通し、冷たい水にとり、ざるにあけて水気をきる。

5. 水気を絞った342をボウルで和え、1も加えて混ぜ合わせる。

ワンポイント!
  • *大根おろしの水気をしぼる
    ざるなどにペーパータオルを敷いて大根おろしを入れ、10分ほどそのままおくと、ほどよく水分が残り、和えた食材もパサパサにならない。
  • *きゅうりは蛇腹に切り、塩水に浸ける
    きゅうりは表と裏に斜めに細く切り目を入れる(蛇腹に切る)。さらに口に入りやすい2cm長さに切って塩水に浸けるとしんなりして食べやすく、ほどよい塩気も入る。
  • *海老に片栗粉をまぶす
    海老は身に切り込みを入れてから片栗粉をまぶして熱湯でゆでると、つるんとした食感になり、飲み込みやすい。水分も抜けないので、パサパサにならない。
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