いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピご飯・麺の料理

お正月には
お餅やお雑煮を
食べたいですね。
そこでおすすめしたいのが、
マッシュしたじゃがいもで作る
ソフト餅です。
なめらかにつぶしたじゃがいもに
同量の白玉粉を水で溶いて混ぜ、
小さく丸めて熱湯でゆでれば、
お餅らしい香りと
ソフトなモッチリ感が楽しめ、
のどにも張りつきません。
つゆには、とろみをつけて
むせにくく。具には、
切り込みを入れて噛みやすく。
さまざまな工夫で安心して
おいしく食べられます。
材料
<ソフト餅>
じゃがいも … 50g
白玉粉 … 50g
水 … 大さじ4
<鶏団子>
|鶏ひき肉 … 100g
|木綿豆腐 … 50g
|小麦粉 … 大さじ1
|塩 … 少々
小松菜 … 40g
しいたけ … 2枚
かまぼこ(こしのやわらかいもの) … 2枚
<つゆ>
|だし汁 … 3カップ
|薄口醤油(又は醤油) … 大さじ2
|みりん … 大さじ1
<水溶き片栗粉>
|片栗粉 … 大さじ1と1/2
|水 … 大さじ3
作り方

1. じゃがいもは皮をむいて洗い、大きめに切ってラップに包み、電子レンジ(500w)で2分ほど加熱し、フォークでつぶす。 白玉粉は水を加えてなめらかに溶く。じゃがいもと水溶き白玉粉を練り混ぜ、水にぬらした手で8個の円盤型にまとめる。たっぷりの熱湯でゆで、浮き上がってからさらに1~2分ゆでる。

2. 鶏団子の材料をボウルに入れてよく混ぜ、8等分して熱湯で3分ゆでる。

3. 小松菜は葉と茎に切り分け、塩を加えた熱湯で茎を8分ゆでる。6分たったところで葉を加えてゆで、茎と葉を一緒に引き上げ、冷水にとって水気を絞り、3cm長さに切る。

4. かまぼこは表裏に鹿の子に切り目を入れる。しいたけは軸を切り、かさに鹿の子の切り目を入れて3分ゆでる。

5. 鍋につゆの材料を合わせて煮立て、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。

6. 14をお椀に入れて、5を注ぐ。

ワンポイント!
  • *じゃがいもと白玉粉でソフト餅を作る
    つぶしたじゃがいもと水溶き白玉粉を練り混ぜると、餅の風味がありながら、噛みやすく、飲み込みやすいソフトな餅ができる。
  • *鶏団子は、鶏ひき肉に豆腐を加える
    鶏団子をふんわりやわらかく仕上げるため、つなぎに豆腐を加える。豆腐は水切りせず、そのまま加える。
  • *しいたけとかまぼこに切り目を入れる
    細かく鹿の子に切り目を入れると義歯でも噛みやすい。かまぼこはコシの弱いやわらかいものを選び、切り目を入れると噛みやすい。
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