いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピお肉の料理

お正月料理は、家族そろって
健康や幸せを祈りながら味わうごちそう。
みんなで同じ料理を食べて
なごやかに新年を迎えたいものです。
そこで、食べやすい
やわらかごぼう巻きを加えてみては
いかがでしょうか。
ごぼうのかたい繊維は、
下ゆでしてから麺棒などでたたき、
繊維を断ち切ります。
口の中でほぐれやすい牛切り落とし肉で
ごぼうをしっかり巻き、焼きつけてから、
煮汁でじっくりと煮込みます。
こうすることで煮くずれず、
しっとりと、噛みやすい
やわらかさになるのです。
材料
ごぼう … 1本(100g)
牛切り落とし肉 … 200g
<下味>
|醤油 … 小さじ1
|みりん … 小さじ1
<煮汁>
|生姜の薄切り … 1かけ分
|醤油 … 大さじ2
|砂糖 … 大さじ2
|酒 … 大さじ2
|水 … 1カップ

小麦粉 … 大さじ1
サラダ油 … 大さじ1/2
作り方

1. ごぼうは皮をこそげ取り、1本を長さ半分に切って縦四つ割にする。熱湯で15~20分下ゆでし、麺棒でたたいてひびを入れる。水気をきってバットに広げ、下味をからめ、そのまま粗熱をとる。

2. 約30cm四方のラップに、小麦粉をざっとまぶした牛肉の1/2量を約15cm角に広げる。切ったごぼう4本を手前側に並べ、手前からしっかり巻いてしっかり握る。 ラップを巻いたまま冷蔵庫で10分ほど落ち着かせる。同様にもう1本作る。

3. 直径24cmのフライパンにサラダ油を熱し、2のラップをはずして巻き終わりを下にして入れ、しばらく動かさずに焼きつける。5分かけて転がしながら表面に焼き色をつける。煮汁を注いで煮立て、蓋をして弱火で20~25分煮る。

4. 充分に粗熱をとり、2cm幅に切って器に盛る。

ワンポイント!
  • *ごぼうはゆでて棒でたたく
    ゆでてからラップをかけて、麺棒などで強くたたいてひびを入れる。歯や義歯でかみ切りやすくなり、味もよくしみる。
  • *牛肉に小麦粉をまぶして巻く
    一枚肉の薄切りより、切り落とし肉の方が食べやすい。小麦粉をまぶすことでなめらかになり、口の中でまとまりやすくする。
  • *煮汁が煮立ってから、ふたをする
    沸騰してアルコール分がとんでからふたをして煮る。20分ほど弱火で煮ることで、肉やごぼうがやわらかくなる。
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