いつもおいしく旬の味わい 〜季節ならではの食感を楽しむ〜

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピご飯・麺の料理

夏には、さっぱりとした麺料理が人気。
食べやすく思える麺料理でも、
年齢とともに、すする力、噛む力が衰え、
姿勢が前かがみになりがちなので
麺が飲み込みにくくなり、食べやすくするには
ちょっとした工夫が必要です。
梅肉と大根おろしでさっぱりいただく
「梅おろしうどん」は、うどんの長さを
箸でつまみやすい8cm程度にし、やわらかめにゆでます。
具には高たんぱく低カロリーの鶏ささ身を使います。
加熱するとパサつきやすいささ身ですが、
蒸し汁に浸したまま粗熱をとれば
しっとりと仕上がります。
梅肉、きゅうり、大根おろしで彩りよく盛りつけ、
視覚からも食欲を刺激します。


材料
ゆでうどん … 200g
鶏ささ身 … 2本(80g)
<鶏ささ身の下味>
・塩 … 少々
・酒 … 大さじ2
・水 … 大さじ2
大根 … 200g
きゅうり … 30g
梅干し … 1個
めんつゆ(2倍濃縮) … 大さじ3
作り方

1. うどんはかるくほぐし、長さ8cmくらいに切り、やわらかくゆでて冷水にとり、ざるにあげる。

2. 鶏ささ身は耐熱の器に広げ、下味の材料をふり、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で2分30秒加熱し、取り出してぴっちりとラップをかけ直し、蒸し汁に浸したまま、粗熱をとる。

3. 大根は皮をむき、きゅうりとともにすりおろし、それぞれ軽く汁気をきる。大根のおろし汁大さじ6をめんつゆに入れる。梅干しは種を取って包丁でたたく。ささ身は手で軽く押しつぶしてから、ひと口大に裂き、蒸し汁に浸しておく。

4. 器にうどんを盛り、3をのせ、めんつゆをかけていただく。

MEMO: ゆでうどんは食べやすい長さに切ってから、手で押してもつぶれるくらいにやわらかくゆでる。

ワンポイント!
  • *うどんは8cm長さに切る
    箸でつまめ、すする力が弱くても食べやすく噛みやすい長さ。
  • *鶏ささ身は手で裂く
    繊維をほぐすように手でつぶしてから、長さ、太さがほどよくなるよう、斜めに手で裂く。
  • *梅干しは種を取ってたたく
    意外に外皮がかたい梅干しは、噛み切りにくいので、包丁でよくたたいておく。
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