いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピお肉の料理

材料
牛すき焼き用肉 … 250g
小麦粉 … 大さじ2
絹ごし豆腐 … 1丁(300g)
玉ねぎ … 1個
ほうれん草 … 100g
牛脂(またはごま油) … 10g(ごま油の場合は大さじ1)
砂糖 … 大さじ2
醤油 … 大さじ3
<A>
・酒 … 1/4カップ
・水 … 1/3カップ
温泉卵 … 2個

作り方

1. 豆腐は6等分する。玉ねぎは1個を10等分のくし形切りにし、熱湯で2分ゆでる。ほうれん草は根元を落とし、塩を加えた熱湯で3分ほどゆでて冷水にとり、水気を絞り、食べやすく切る。

2. 鉄鍋かフライパンに牛脂またはごま油を中火で熱する。牛肉にざっと小麦粉をからめ、一口大に丸めて入れ、すぐに砂糖をからめる。牛肉の色が変わりはじめたら醤油をからめ、回りに寄せ、玉ねぎ、豆腐を加える。

3. Aを注ぎ、煮立ったら、そのまま5分煮る。途中上下を返し、ほうれん草を加えて味をからませる。煮えたところから温泉卵をつけていただく。

ワンポイント!
  • *牛肉は小麦粉をからめて丸める
    薄切りの牛肉は、丸めると口の中で塊を作りやすく噛みやすい。さらに小麦粉をからめると、熱の当たりがソフトになるのでやわらかく仕上がる。
  • *ねぎの代わりに、玉ねぎを使う
    長ねぎは筋が多いため、代わりにやわらかな玉ねぎを使うと食べやすい。
  • *ほうれん草はやわらかくゆでる
    厚みがない葉野菜は、意外に噛み切りにくい。根元を切って、熱湯で3分ほど茎がやわらかくなるまでゆで、まとめると噛みやすい。
切れ目を入れたり、巻いたりして、肉を噛みやすくする
家計のお助けメニュー鍋料理。経済面だけではなく、たんぱく質の肉・魚介類と野菜がバランスよく摂れるため、栄養バランスがよく、野菜がたっぷり食べられます。からだも温まるので、健康面からも冬は積極的に食べたいですね。中でも人気の水炊き、すき焼きは野菜とともに肉をおいしく食べる鍋。加熱している間にかたくなりがちな肉にほんのひと手間かけるだけで、ぐんと噛みやすくおいしくいただけます。
水炊きの鶏もも肉は、噛み切りにくい皮を除きます。身に厚みがあり、筋があるので、筋を切るように格子に切り目を入れれば、噛み切りやすくなります。すき焼き用牛肉のような薄切り肉は、丸めたり重ねたりして少々厚みを出すと歯が入りやすくなりますのでお試しを。葉野菜は丸めて厚みを出したり、加熱するとかさがかたくなる椎茸は、かさに切り目を入れるなどすると、野菜もさらに食べやすくなります。

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