



いか(刺身用、またはもんごういか)
… 200g
片栗粉 … 大さじ1
トマト … 2個
チャーピル … 適宜
<マリネ液>
・酢 … 大さじ1
・砂糖 … 小さじ1
・オリーブ油 … 大さじ2
・塩 … 小さじ1/2
・胡椒 … 少々

1. トマトは切り目を入れ、熱湯に30秒入れ、冷水にとって皮をむく。1/2個はすりおろし、残り1/2個はへたをとり、輪切りにする。
2. いかは表裏に斜めに細かく切り目を入れ、3~4cm角に切り、片栗粉をまぶす。1リットルの熱湯を沸かし、完全に沸騰したところに、いかを入れて火を止め、箸で緩やかに動かしながら30秒火を通す。ざるにとって水気を切る。
3. マリネ液の調味料と1のすりおろしたトマトを混ぜ合わせ、残りのトマトと2のいかを漬け、冷蔵庫で30~40分冷やす。チャービルを添える。

- *いかの両面に、細かい切り目を入れる
- いかの表側に斜めに、細めに幅1~2mmくらいに、包丁で切り目を入れる。細かく、深めに入れるとよい。ひっくり返して、裏面にも表側と同じ方向に切り目を入れると蛇腹になる。このひと手間でいかに歯が入りやすくなる。
- *いかに片栗粉をまぶす
- 片栗粉をまぶすことで熱の当たりがソフトになるため、身がやわらかくゆであがり、つるんと口当たりがよくなる。また、片栗粉のとろみで、味のからみもよくなる。片栗粉はまんべんなくではなく、ざっとまぶされていればよい。
- *マリネ液に漬ける
- 油脂分が入ったマリネ液にしばらく漬けておくと、魚介類のたんぱく質がやわらかくなる。30~40分程度、冷やせばよい。トマトの果汁にもとろみがつき、いかになじみやすい。
切り込みを入れれば、弾力のあるいかも噛みやすく!
味わいは淡泊で食べやすいのに、噛むとしっかりうまみがある。そんな食べやすさから、高齢者に人気の高い、いか。くせがないので、どんな素材にもよく合い、調理法を選びません。しかも値段もお手頃なのがうれしいですよね。低カロリーで摂取しやすいたんぱく源であるいかは、健康管理の面からも上手に毎日の食事に取り入れたいもの。今回のテクニックは、煮物や炒め物にも応用できますから、ぜひお試しください。
食べるときには、かたいげそやえんぺらの部分を除き、いかの胴を使います。身は、厚くても薄くてもそんなに差はありません。ただし、冷凍のものではなく、刺身用のいかを使ってください。まず、いかの表側(皮側)に1mm幅程度の細めの切り目を入れます。いかの繊維は縦に入っているので、切り目を斜めに入れて繊維を断ち切ることで、歯が入りやすくなります。また、切り目は深めに入れると、いかの内側に走る繊維を断ち切ることができます。裏を返して、表側と同じように切り目を入れると、身に蛇腹に包丁が入り、ぐんと噛みやすく。この切り込みを入れるだけで、弾力のあるいかの身がびっくりするほど食べやすくなりますよ。
味わいは淡泊で食べやすいのに、噛むとしっかりうまみがある。そんな食べやすさから、高齢者に人気の高い、いか。くせがないので、どんな素材にもよく合い、調理法を選びません。しかも値段もお手頃なのがうれしいですよね。低カロリーで摂取しやすいたんぱく源であるいかは、健康管理の面からも上手に毎日の食事に取り入れたいもの。今回のテクニックは、煮物や炒め物にも応用できますから、ぜひお試しください。
食べるときには、かたいげそやえんぺらの部分を除き、いかの胴を使います。身は、厚くても薄くてもそんなに差はありません。ただし、冷凍のものではなく、刺身用のいかを使ってください。まず、いかの表側(皮側)に1mm幅程度の細めの切り目を入れます。いかの繊維は縦に入っているので、切り目を斜めに入れて繊維を断ち切ることで、歯が入りやすくなります。また、切り目は深めに入れると、いかの内側に走る繊維を断ち切ることができます。裏を返して、表側と同じように切り目を入れると、身に蛇腹に包丁が入り、ぐんと噛みやすく。この切り込みを入れるだけで、弾力のあるいかの身がびっくりするほど食べやすくなりますよ。